『恋空』が195万部突破!

ケータイ小説が女子中高生に大人気その理由とは? 実際に書いてみたら…

2007.11.26 MON


実際に小説をアップして、1週間ほど反応を待ってみたところ、閲覧数は330ほどでしたが感想の書き込みはゼロ。毎日、50以上もの作品が新着更新され、私の作品はあっという間に埋もれていました…。書籍化は想像以上に狭き門なんですねぇ
女子中高生を中心に大流行中のケータイ小説。続々と書籍化もされ、ガッキーこと新垣結衣ちゃん主演で映画も話題の『恋空』は、現在195万部(!)も売り上げているとか。

実際にケータイ小説サイトをのぞいてみると、感想欄には「マジ感動!」「友達と一緒に号泣してます!」「●●さんの作品、大好きです」なんて書き込みがいっぱい。女子中高生からこんなに熱いメッセージが届くなら、私も書いてみたい!

そこで、執筆前にまずはケータイ小説人気の理由を探るべく、「日本ケータイ小説大賞」主催でケータイ小説サイト「野いちご」を運営する、「スターツ出版」書籍編集部プロデューサー・小嵜力さんにお話を伺うことに。

「やはりケータイという身近なツールで文章を読めることが人気の理由ではありますね。『本は難しくて嫌いだ』と思っている人も、他人の日記を読む感覚で手軽に読み始めることができる。それから、一般の方が書いた作品が多いので、表現がストレートで感情移入しやすい。今は、いろいろな作品があるので一概には言えませんが、いじめや恋愛などを通じて感じた気持ちを、気取らず素直な言葉で綴った作品が多く、読み手が自分の日常と重ねながら“共感”できるんです。最近は、実話ベースのノンフィクション系恋愛小説だけでなく、芸能人と主人公が恋に落ちるなどの妄想恋愛系も人気ですね」

なるほど~。とにかく、キーワードは“共感”なのね。最近の傾向もわかったところで、さっそく執筆活動を開始! 悩んだ末、“彼氏の死から立ち直る女子高生の物語”を書くことに。王子様的な救世主を登場させ、甘いセリフも入れて…。丸3日かけてようやく初のケータイ小説『泣き恋』が完成!(下記リンク参照) 作品を持って再度スターツ出版へ。どうですか!? これ、書籍化できます?

「う~ん…(苦笑)。人物像や景色などの状況説明は、もっと省いた方がいいですね」

え!? でも、それじゃ読者が想像しにくいんじゃ…?

「場所や人物を限定しすぎると、その場所に行ったことのない読者は、自分の日常として想像できずに退屈してしまうので、そのへんは読者の想像力を信じて任せた方がいいですね。それよりも、飾らない言葉でいいので、主人公の気持ちが手に取るようにわかるくらい細かく描写して、『この気持ち、私もわかる!』と、“共感”できる作品にすること。心に響くパワーが大切なんです」

とほほ。やっぱり、女子中高生には“共感”できない…。もう年なのかなぁ…。

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