一時は入手困難でプレミアも!?

ブッダ&イエスin立川!?『聖☆おにいさん』を読め!

2008.03.27 THU

東京・立川、慎ましやかなアパートで同居生活を送る2人の青年。その正体は、下界でバカンスを楽しむブッダとイエスであった。 

講談社モーニング増刊「モーニング・ツー」で連載中の『聖☆おにいさん』(中村光・作)は、聖人でありながら、あまりに小市民的すぎるブッダとイエスの日常が描かれるコメディ作品である。コンビニ帰りに、女子高生から「超ジョニー・デップに似てる」と言われて照れるイエス。マンガ喫茶で手塚治虫の『ブッダ』を読み、涙を流して感動するブッダ。その聖俗の落差がやたらキュートなのである。第1巻が刊行されるや、たちまち品切れ状態になり、一時は新刊なのにアマゾンの中古にプレミアがついていたほどの人気ぶりなのだ。

いい意味で宗教におおらかな日本でしかありえない作品だが、それにしてもさすがに勇気がいる設定である。そこに迷いはなかったのか? 作者である中村光先生のお話を拝聴してきました。

「正直、大丈夫かなと思いましたよ。こんなキャラにしちゃって、バチでも当たるんじゃないかと(笑)。でも、逆にお坊さんの方とか、ミッション系の方にも普通に笑っていただけてるようで安心してます」

まあ、お2人とも愛すべきキャラクターですからね。シャレがわかる国で良かった。ひょっとして、ご実家が信心深い家柄だったりするんですか。

「それほどでもないと思いますけど、小さいころ、家にブッダの伝記があったりして。よく読んだりしてましたね。いい話じゃないですか、当たり前ですけど(笑)。どちらかといえば信仰心は持っている方だと思います。こんなマンガを描いておいて言うのも何ですが」(同)

ちなみに中村光先生は、ファンとの交流を大事にする作家として有名だ。作品のみならず、ご本人のファンという方も多いとか。新刊が出るとサイン会を開くのが恒例のようなので、ご尊顔を拝したい方は公式サイトを要チェック!


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