「プチョヘンザ!」ってどういう意味?

ラッパーの言葉とファッションからヒップホップ文化に迫ってみた!

2008.04.18 FRI


怖そうなイメージとは違い、取材にも気さくに対応してくれた韻踏合組合のみなさんにリスペクト!
調子はどうだメーン!

近年のヒップホップブームで、音楽番組のみならずバラエティ番組でも見かけるようになった、ちょっと怖そうなラッパーの姿。同時に、彼らが使う独特の言葉もよく耳にするようになりました。「チェケラッチョ!」(check it out, yo! :見てくれよな!)ぐらいは何となくわかるけど、「プチョヘンザ!」とか「レペゼン」ってどういう意味なの?

大阪を中心に活躍中のヒップホップグループ・韻踏合組合のみなさんに、気になるヒップホップ語について聞いてみました。

「プチョヘンザはPut your hands up、つまり手をあげろ!という意味。レペゼンはrepresentのことで、~を代表するという意味です。そのほかには、ヴァイブス(良いノリ、雰囲気)、イル(病んでいる)、チル(リラックスする)なんかもよく使います。ルーツとしては、英語のスラングがもとになっている言葉が多いですね」

これらの言葉には、仲間内で通じる隠語のような意味合いもあり、KYなどの略語と同じように流行り廃りがあるそう。ちなみに、最近はどんな言葉が流行っているんですか?

「ヒップホップと深い関係にあるレゲエの本場・ジャマイカのパトワ語も人気です。ヤーマン(よぉ、など挨拶の意)なんかはよく使いますね。僕らの間では、居酒屋でおかわりをする時にコマゲンって言うのが流行っています。これは英語のcome againですね」

言葉と同様に気になるのが、ラッパー特有のファッション。調べてみると、帽子の下にタオルやバンダナを巻くのは、もとは頭髪を細く何本にも束ねたコーンロウ(ヒップホップのルーツである、アフリカ系アメリカ人伝統の髪型)を維持するための工夫だそう。また金歯を入れている人が多いのは、成功の証しとしてネックレスなどの装飾品を身につけていると、ギャングによる盗難の恐れのあったからだとか。周りを威嚇するようなファッションにも、ちゃんと文化的背景があるんですね。

言葉にしろファッションにしろ、ラッパーが独特の雰囲気を持っているのは、音楽的ルーツへのリスペクトと、仲間同士の結束が強いからみたい。単に「怖そう」だった印象も変わり、ヒップホップに興味がわいてきました。最後に、初心者がクラブに行ってヒップホップを楽しむ極意を教えてください!

「ヤバそうな人とは目を合わせない。女の子に声をかける時は周りをよく見ること(笑)。格闘技やプロレスと一緒で、その場のリアルなスリル感も楽しむくらいじゃないとダメですね」

やっぱりちょっと怖いかも。クラブでイルに入っちゃわないように気をつけます!


(柿次郎/オモコロ)

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