なんと今年で創刊120周年!!

静かなる巨大メディア『ナショナル ジオグラフィック』

2008.05.22 THU

美麗な写真と手間ひまかけた真摯な取材記事で埋めつくされた『ナショナル ジオグラフィック』。表紙の黄色い縁どりでもおなじみ、雑誌メディアの金字塔にして、世のプロ写真家や単なる写真好き・ドキュメンタリー好きが敬愛し、憧れてやまない科学&冒険&ネイチャー満載な硬派の月刊誌だ。

今年は、その創刊から120年目。創刊時=1888年は明治21年、日本ではちょうど市町村制が公布されてます。そんな時代、アメリカで「地理知識の向上と普及をめざす組織」としてナショナル ジオグラフィック協会は誕生。当初のメンバーは33人、地質学者、気象学者、銀行家、軍人など、多くは20~30代の意気盛んな専門家集団だったとのこと。陸海空どこでも出かけて調査(だの探検だの)しては雑誌で発表、というスタイルは当初から一貫しており、質の高い仕事っぷりを維持したまま現在に至ってます。

現在、30の国と地域で各国版が刊行されてるわけですが、初の外国語版となったのは、実は95年より発刊されている日本版。日経ナショナル ジオグラフィック社の社長・大河原暢彦さんに話を聞きました。

「本国版スタッフと徹底的に内容を議論し、日本版を作り上げています。大まかな仕組みとしては、雑誌のロイヤリティや書籍・映像ソフトなどの売り上げが、寄付金などとともに協会本部に集められ、さらなる調査・研究の支援に充当されます。協会自体は非営利組織ですが、事業部門はいくつかあり、テレビもそのひとつ。今後はインターネットでの展開も本格化していくはずです」

あのう、ちなみにボクらみたいな素人じゃ、ナショジオに寄稿するようなカメラマンになれたりはしませんよね?

「毎年、世界規模で開催しているフォトコンテストに参加するなど、ルートはいくつかありますし、可能性は決してゼロではない。常に新しい才能を求めていますよ」

困難にひるまず挑戦する姿勢こそ、協会の基本ですもんね。よーし、チャレンジ!とりあえず目の前の仕事からね。


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