メイド、ツンデレに続くか!?

新たな萌え属性“委員長”そのキャラの魅力とは?

2008.06.06 FRI


作者は繊細なタッチで人気のイラストレーター・秋風白雲さん。秋風さんにとっては、初の単行本となる。『いいんちょ。』第1巻 価格/945円 発売元/ワニブックス
「メイド」や「ツンデレ」を始め、次から次へと新たな萌え属性が話題となるオタク大国・ニッポン。そんな中、次なるブーム候補としてのろしを上げているメガネでオデコな委員長キャラをご存じ?

発端は、現在も『月刊コミックガム』にて連載されている漫画『いいんちょ。』。4月に発売されたコミックス第1巻が、1カ月足らずで増刷されるほどの人気ぶりなのである。ストーリーは、生徒数の急激な増加によって治安・風紀が乱れてしまったとある中学校で、正しき規律を目指して6人のクラス委員長が立ち上がる――というものだが、この6人が揃いも揃ってメガネをかけた女子生徒なのだ(オデコを出していないのもいる)。

一見すると「メガネっ娘」と変わらないように見えるが、生真面目でクールで、褒めるとツンデレ風に照れたりするところなど、微妙な違いがあるらしい。委員長キャラの魅力はいったいどんなところにあるのか? 『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』などの著書で知られる、オタク文化に詳しい建築学者の森川嘉一郎さんに聞いてみた。

「一般論になりますが、生真面目な女の子の言動を可愛いと感じる感性が、いいんちょ人気の背景にあるのではないでしょうか。男から見たら、怒らせてみたくなるタイプですね。そもそも委員長キャラの歴史はメイドなどよりも古く、有名な作品でいえば、1995年に放映された『新世紀エヴァンゲリオン』にも洞木ヒカリという定型的な女子委員長キャラが登場しています」

その頃からオタク文化の重心が「近未来を舞台にしたSFアニメ」から「学園を舞台にした美少女ゲーム」へと移り、その中で委員長は幼馴染みと並ぶ定番キャラとして様式化されていったんだとか。でも、こうして委員長キャラがクローズアップされた作品というのは今までなかった気がするし、社会的に需要が出てきた証拠なんでしょうかね?

「社会が、というより、マスメディアがオタクやアキバからネタを探すようになってから、メイドの次を求めて話題にしたがっているようです(笑)」

なるほど。確かに数多くの萌え属性が話題になったけど、メイドを超えるインパクトのものはなかったかも。果たして委員長キャラ人気はその壁を越えることが出来るか? それはぜひ、あなたの目で確かめてみて!

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