雑学に常識問題…

日本のクイズ番組を支える「クイズ作家」の仕事の中身は?

2008.05.29 THU



写真提供/テレビ朝日
おバカキャラなるタレントを輩出するなど、今TV業界は空前のクイズ番組ブーム! なぜこんなにもクイズ番組が流行っているのだろうか? 4月から始まったフジテレビ系のクイズ番組『検定ジャポン』の監修を務める演出家・〆谷浩斗さんに伺った。

「理由はいくつかありますが、ザッピングされた時、視聴者の目に留まる旬のタレントを大勢キャスティングできるのが大きいですね。最近のクイズ番組は 問題VTR+スタジオ収録というシンプルな構成だけに、番組制作費の中から、出演者のギャランティーにあてる割合を多くできるんですよ」

最近のクイズ番組にタレントが大勢出ているのは、そういう理由だったのか。

そんなクイズ番組隆盛の今、注目の仕事こそ、問題作成を手掛ける「クイズ作家」。一体どんな仕事なのか? 『第16回アメリカ横断ウルトラクイズ』で優勝し、現在『クイズ!ヘキサゴンII』などのクイズ作家として活躍されている田中健一さんに伺った。

「常に締め切りとの闘いです。作った問題が放送日前に、他番組で先に出された時はショックですね。問題は去年1年で2万問作りました。今年はもっと増える勢いです」

計算上、1日50問ペースで問題作成!?

ネタって尽きないんですか?

「もちろん仕事上、知識を増やすことには貪欲です。会話にもヒントが転がっているので、ネタ帳は欠かせません。本などにかかる資料代は、月に10万円くらいですかね。R25も毎回チェックしていますよ(笑)」(田中氏)

資料代に月10万円で小誌もチェックしてるとは。クイズ作家ならではの職業病は?

「電車とかでアレって何だっけ?という会話を聞くと、知らない人でも思わず教えてあげちゃうことですかね(笑)」(田中氏)

今回お話を伺った両氏ともに、「10月の改編期には、その本数が淘汰されるのでは?」と、くしくも同じ予想をしていた。このクイズ番組ブームはいつまで続くのか? それが一番の難問かもしれない。


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