この夏“R35世代”が興奮している理由

行かなくてもおさえておきたい08年夏フェスの見どころ

2008.07.10 THU

フジロック12年目、サマーソニック9年目─もはや夏の風物詩と化した夏フェス。この時期は同僚やR35世代の上司も一緒になり、今年の見どころを熱く語るわけですが、少し古い洋楽アーティストになるとさっぱり。

というわけで、夏フェスに行く人も行かない人も、R35世代と話をあわせられる、そんなフジ&サマソニの見どころを『ミュージック・マガジン』や『クロスビート』等の音楽専門誌を中心に寄稿している洋楽ライターの赤尾美香さんにうかがいました。

「今年はR35世代が学生の頃に聴いた1990年前後のUKロックに注目ですね」

その頃のロックってどんなのですか?

「例えばシューゲイザーやブリット・ポップです。サマソニ2日目のジーザス&メリー・チェインは、甘美なメロディとノイジーなギターのミックスが絶妙なシューゲイザー一派の祖とされています。一方、フジ初日トリのマイ・ブラディ・ヴァレンタインはシューゲイザーの親玉。今なお後続に影響を与えています」

昨年活動再開したという両者。共に来日は10ン年ぶりになるのだとか。

「ムーブメントとしてはシューゲイザーよりマーケットが大きく一般的だったのが、オアシスやブラーに代表されるブリット・ポップです。そしてオアシスに勝るとも劣らぬ人気を誇ったのが、サマソニ初日トリを務めるザ・ヴァーヴ。再結成にして初来日ですから、盛り上がること必至です」

他にはどんなバンドに注目ですか?

「80年代半ば、マンチェスターから発信されたマッドチェスタームーブメントは、クラブ/ダンスとロックが融合したものでしたが、フジ2日目のプライマル・スクリームや、同じくフジ2日目のイアン・ブラウンは、マッドチェスターからの生き残り。特にイアンは、後のブリット・ポップに多大な影響を与えた伝説のバンド、ストーン・ローゼズのシンガーでした」

これにて洋楽好き上司対策万全。でも「一緒に行くか?」と誘われそう。


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