男女で解釈の分かれる問題作!?

大ブームの『SEX AND THE CITY』男には理解しづらいその魅力とは!?

2008.08.22 FRI


「現実と理想の絶妙なバランス、女心の微妙な部分をうまく突いてくる言葉やストーリー展開が、女性ファンを取り込む要因ではないでしょうか。ただ、男性視聴者にとっては女の本音に恐怖を感じる瞬間が多々あると思いますけど(笑)」とライターの南さん。 (c)98/04 CBS Paramount International Television写真提供/WOWOW(全シーズン一挙放送)
最近20~30代女子の間で加熱的なブームを呼んでいる、SATCをご存じだろうか?

これは日本では2000年からWOWOWで放送されてきた『SEX AND THE CITY』(セックス・アンド・ザ・シティ)という海外ドラマの略称で、4人の30代女性の気ままな独身ライフを描いた恋愛モノ。エミー賞7回、ゴールデン・グローブ賞8回など輝かしい実績を誇り、今夏の映画化で人気が再燃しているのだ。

登場人物のあまりに奔放な性ライフの顛末がウケていることに加え、4人のファッションは女性誌でたびたび特集が組まれるほど注目されている。テレビライターの南由紀子さんに、SATC人気の理由を聞いてみた。

「女だって、もっと自由にもっとワガママに生きてみたいけど、できないのが現実。でもSATCの4人はオシャレに着飾って、男にも不自由せず、悩みながらも自由奔放に生きている。まさに女の憧れの生き方なんです」(南さん)

それほど支持されているなら、ぜひチェックして女子との会話に備えたい。ツボを押さえておけば、きっと会話も盛り上がるはず! ところがこの作品、どうも男子にとっては一筋縄ではいかないようだ。

「女性の本質が生々しく描写されているので、男性はちょっと引いてしまうかもしれません。男性をとっかえひっかえしている4人が、ランチをしながら昨晩のお相手の品評を始めるシーンが毎回のようにあるのですが、彼女たちの言い分はあまりに赤裸々でごう慢、男性を女性不信に陥れるのに十分過ぎますから」(WOWOWプロモーション部・高橋敏江さん)

つまり、女性だけが共感できる部分をたっぷり詰め込んだドラマってこと?

「彼女たちの本音はかなり現実的で、恋愛やセックスに関する率直な意見や、男に対する上から目線の愚痴は、女ならじつは誰しも普段から感じていること。かといって、実生活で本音をズバズバ言うわけにもいきません。そこで、彼女たちが代弁してくれるシーンを観て、やっぱそうだよね!とストレス発散にもなるんです」(南さん)

そこまで言われるとなんだか観るのが恐ろしくなってしまうが、SATCは女子の本音に迫れる貴重な参考資料になるのかも? とにもかくにも、自分の目で確かめてみるのが良さそうだ。

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