世知辛い世の中にジンとくる感動作

映画『ウォーリー』にキミは何をみる?

2008.12.11 THU

あの『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン監督が放つ、ピクサー・アニメーション・スタジオの心温まるアニメ映画『ウォーリー』が公開中。

オンボロでどこかユーモラスなウォーリーは、29世紀の地球において、700年間一人ぼっちで掃除をしている孤独なロボットだ。もし人類が地球を離れる時に最後のロボットのスイッチを切り忘れたら、というアイデアをもとにこの映画を思いついたという監督は、公式インタビューでこう語る。

「システムエラーによって感情を持ったウォーリーは、人間たちがダンスをする映像を見ていつか自分も誰かと手をつなぎたいと願うんだ。そんなある日、イヴという名の探索ロボットと出会って今まで見たこともないほど美しい存在だと思う。それから彼女を大切に思った彼は、イヴのハートを射止めるために宇宙へ飛び立つ」

ウォーリーとイヴの出会いだけでも見ごたえは十分だけれど、実はこれは大いなる序章に過ぎない。宇宙船にさらわれたイヴを助けようと広大な宇宙へ旅立ったウォーリーは、そこで人類の驚くべき秘密を知ってしまうのだ。

「恋に落ちたり、人間たちがすでに失ってしまった感情を持つこの小さなロボットに人類が2度目のチャンスをかけるんだ。そんな彼の愛をイブが受け入れることが、人類の再スタートになるのさ」(同)

それは新たなる人類創世記。彼らのお互いを大事に思う気持ちが、他の無機質なロボットたち、ひいては地球の未来にまで影響を与えていく。

そんな愛と友情がいっぱい詰まったアドベンチャー・アニメ『ウォーリー』は、アメリカでマスコミから大絶賛! 米国公開初日の興行収入は歴代ピクサーアニメ全9作品中トップをマークして、早くもアカデミー賞候補との呼び声も高い。

観る者のハートをジンと熱くさせるピクサーの新作を観て、ますます寒くなる今年の冬を乗り切ろう!


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