万が一のためのファッション講座

第6回 カンタンお手軽なイメチェン術とは?

2009.04.10 FRI

万が一のためのファッション講座

あちこちで新社会人、新入生の初々しい姿を見かけます。
つまり春です。
春といえば、桜、お花見、行楽、そして異動ですね。
新たな環境を迎える人も多いことでしょう。

そんなときだからこそ、
イメチェンしたい、という願望はありませんか?

前回のように、下着という見えない部分に気を遣うのもいいですが、
思い切って外見も変えてみたら、楽しい春が訪れるかも!?

今回は、イメチェンというテーマを取り上げてみたいと思います。


襟と身頃で柄や色が異なるのがクレリックシャツ(左)。身頃がカラーで、襟が白とパターンも多いが、ストライプ×白ならビジネスでも取り入れやすいのでは?ちなみに、麻生首相がよく着ています。対してチェックシャツ(右)。チェック柄にもいろいろあるけれど、パンツインしたら、やはりAKBの印象でしょうか? さてみなさん、どんなイメージを持ちましたか?

イメチェンして新しい自分を演出したい!



春、それは職場環境が変わる季節です。自分が転職したり、異動する場合もあれば、新しい人が入ってくる場合もあります。そんな時期は、普段の自分から脱皮して、イメチェンするのにもってこい! 何かモヤモヤしている人や、さらに変化して成長したいって人は、いまがチャンスですよ!

「現状の人間関係や恋愛にまったく不満がない人は、イメチェンする必要はないと思いますよ。でもそんな人いませんよね。多くの人が、少なからず悩みを持っている。ならばイメチェンした方がいいと思います。周囲に対しての印象を変えることはもちろん、自分に自信を持つ意味でも有効だと思います」

と語るのは、パーソナルスタイリストとして活躍している森井良行さん。数多くの人からファッションの相談を受け、それぞれの個性に合わせたスタイルを提案している、いわばイメチェン請負人です。

「このままじゃマズイ、変化が欲しい、と思って、私のところに来るお客さんが増え続けているんです。営業職以外の事務や技術系、つまり、人と接する機会の少ない業種の人たちです。見た目をあまり気にしないで生活している人たちにその傾向が多いようですね」

見た目を変えたい、つまりイメージが大切だと感じている人が増えているんですね。でもどうしていいかわからない、ファッションへの興味が薄い。そんな人たちを、どのようにイメチェンするんですか?

「ほとんどの人がノープランで来るんです。どのように変わりたいのかわからない。そこで、まずはイメージを植え付けるんです。例えば30代であれば、広告代理店の営業マンのイメージとか、出版社風、商社マン風にしましょうかと。イメチェンするにしても、自分がなりたい方向性を具体的にイメージするといいと思います」

確かに、どうなりたいのかがわからなければ、イメチェンもやりにくい。そもそも外見のイメージって、なんなのでしょうか?

「服装の、細かい部分までは、人は見ていません。全体的な、なんとなくのイメージで捉えています。例えばチェック柄のシャツはアキバ系のイメージが強いけど、ストライプシャツはビジネスっぽい。もちろんオシャレでブリティッシュなチェックシャツもありますし、カジュアルなストライプシャツもあります。でも、チェックアキバ系、ストライプビジネスを連想させる。それがイメージです。最近、クレリックシャツはカジュアルシーンでも流行していますが、もともとはビジネスマンが着ていたものです。オシャレで仕事もできるビジネスマンが着ているイメージのクレリックシャツを、カジュアルシーンで着ることによって、仕事同様にパリッとしてオシャレなイメージができた。もうシャツ自体のファション性とは別の話になっていますね」

アイテム自体にも、イメージがあるということですね。それなら、闇雲にイメチェンするのではなく、自分がどのように見られたいか想像して、取り入れていくという手段が大切。「なりたい自分」を明確に想像することが、イメチェン成功の秘訣です。まずは、アナタの周りにいる「理想の男性像」を見つけてところから始めてみてください。
カフリンクス風を演出できるボタンカバー。カフリンクスをするにはダブルカフスのシャツを新たに購入する必要があるが、これならお手軽に気分を味わえます。女子はちょっとしたところも見ているので、あえてディテールで勝負するのもアリ!?

お手軽で好印象!具体的なイメチェンテクを知りたい



春から、新しい職場や環境で働き始める人も多いことでしょう。そんな機会にイメチェンしたいと思っている人いませんか? でも、何からやっていいかわからない。イメチェンしてマイナスになってしまっては意味ナシ。ということで、数多くのイメチェンを請け負ってきたパーソナルスタイリストの森井良行さんに、簡単イメチェン術を聞いてきました。

「かっこいい系にイメチェンしようとすると、単なるかっこつけやクール気取っているように見られてしまう場合が多いんですよ。そこでオススメなのが、愛されイメチェン。親しみやすさや愛らしさ、愛敬のアピールですね」

愛らしさ。女性ファッション誌で躍っていそうな単語ですが、具体的な例をジャンジャン教えてください!

「一番簡単のが、やはりネクタイですね。みなさん、ダーク系のネクタイばかり買っていませんか? それならば、サックスブルー、ラベンダーなどの淡い色をつけるだけで、ガラッと変わると思います。さらに上級テクとしては、スプリングニット。シャツの上に着て、パステル系の色を差し色に使うんです。寒いからじゃないですよ(笑)。2009年だったら淡いグリーンか、スキンピンクがトレンドです」

確かに、タンスをあけてみると、黒や紺など、ダークカラーばかり。それがかっこいいものだとばかり思っていました。愛され系は、パステルカラーがキモと。

「普段ダークカラーばかりの人にとっては、パステルカラーを着ることは恥ずかしいと思うんです。でも、女性受けもいいし、明るくてさわやかな印象になることは間違いありません。ピンクは女性受けが良く、水色は知性を感じさせてくれます。イエロー系は親しみやすさをアピールできる。このような色の効果を利用するのはひとつの手ですね」

スーツ着用率の高いビジネスシーンにおいては、確かに色でイメチェンしていくのは、一番簡単かもしれません。色以外にはどんなイメチェンがありますか?

「カフリンクスとかでワンポイントもいいですね。でもダブルカフスのシャツを買わないといけないので、通常着ているシングルカフスのシャツにつけられる、カフリンクス風ボタンカバーなんてモノもあります。細かいところに気を使える人というのはやや上級テクですが、玄人イメチェンとして効果的ですね」

カフリンクスはもちろん、メガネやチーフなどの小物をプラスワンポイントするのは、確かに効果的な気がします。ちなみに自分、スーツ自体、もう5年以上買っていないんですが、大丈夫ですか?

「スーツはサイズ感が命です。もちろん新しく買うなら、ちゃんとジャストサイズを買えばいいんですが、いま持っているスーツでも、お直しに出して、自分に合ったサイズに直してもらえます。パンツの渡り幅を詰めるくらいなら、1000~2000円くらいできちゃいますから。これだけでやせて見えますよ。スリムに見えるなんて、一番自然なイメチェンじゃないですか」

ダボダボのスーツはすごくかっこ悪いですよね。でも窮屈だから、ついついゆるいスーツを選んでしまいがち。反省。でも安く直せるならイイか!

簡単にイメチェンしたい、とはいえ、イメチェンとはイメージをチェンジすること。ある程度の思い切りがないとイメチェンにはならなそう。勇気を出して、いつもと違うものにトライすることが大切のようですね。では新たな環境で、新たな自分がアピールできるように、レッツ・イメチェン! なんでイメチェンしなきゃいけないんだ!
そもそもイメージってなんだ?
男は中身で勝負だろっ!

なんて前時代的な考え方も、頭の一部でグルグルしています。
「見た目が重要」ってことに反発したくなる気持ちもあるんですが、
年を重ねてきたということもあって、
いろんな意味で、見た目の重要さを認めないわけにはいかない状況も。
(若い頃は若いってだけで武器になった!)

髪型だけは、金髪、アフロ、長髪と
イメチェンしてきましたが、
それ以外では、まったくイメチェンをした記憶のない筆者。

この春、私、イメチェンします!
まずは、春色のパステルなアイテムから買ってみますか。
んん、まったく想像がつかん(笑)

さて、次回はGWに絡めたネタをやる予定です。
その他、ファッションに対するナゾ、ご意見、ご批判など、
ぜひぜひ、ご投稿ください~。

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