1万2000本から厳選配信

邦画のライバル5社が集結映画配信サービス最前線

2009.06.11 THU



画像提供/まるまる映画
2011年7月24日に完全移行される地上・BS放送デジタル化にともない、テレビ向け映像コンテンツ配信サービスの準備が刻々と進行中。先日、この配信サービスの1つアクトビラで、邦画会社5社が共同で映像提供する「まるまる映画」が始動! というニュースが飛び込んできた。

今回タッグを組んだのは角川映画、松竹、東映、東宝、日活といういずれも邦画の分野では歴史ある老舗ばかり。各社、看板映画を掲げて独自の路線で日本映画を牽引してきたいわばライバル同士が、統一ブランドのもとで事業を展開しているのだ! 主力とする映画の特色や宣伝方法も異なる5社が、あえてテレビ向け映画配信事業において共同戦線を張った理由とは何だったのか。比較的早い時期からパソコン向け映画配信の実績がある、松竹のまるまる映画担当・三木学さんに聞いてみた。

「これまでは各社それぞれ配信事業に取り組んできましたが、『配給会社の垣根を越えていろいろな作品が観たい』というニーズはもともと根強いんです。そこで今回、その要望に応えようと5社が集結しました。互いにライバルという意識よりも、テレビ向け映画配信サービスという新しい分野において、多ジャンルのコンテンツがひしめく中で、映画の魅力をより一層高めるためのパートナーだと思っております」

5社が所有する約1万2000本のライブラリから毎月6作品を順次追加配信。今後は、DVDの新作リリースと同タイミングで観られるとポイント高いんですけど。

「配信タイトルについては各社が市況を見つつ判断していきますので、今後をご期待ください。各社のテイストが感じられる作品を互いに持ち寄り、日本映画でのナンバーワンブランドを目指します」(同)

映画の臨場感や迫力を丸ごと味わうにはやっぱり劇場で観るのが一番だけど、映画観賞の選択肢が広がるのは大歓迎です! 今後はより魅力的なラインナップをよろしくお願いしまーす。


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