魅せ腕時計のイロハ

第2回 オトコの腕時計、女子はどう見ている?

2009.07.23 THU

魅せ腕時計のイロハ

オトコの腕時計は“パワー”の象徴



人の目にも触れやすいアイテムだけに、どう見られているかが気になる自分の腕時計。女子の視線は特に気がかりだけど、そもそも彼女たちは、オトコの腕時計にどの程度注目しているんだろうか。実はまったく見られていないとしたら、気にしすぎるのも自意識過剰?

「いえ、そんなことありません。女性は男性の腕時計をよく見ていますよ」
そう語ってくれたのは、心理学者の富田隆教授だ。

「腕時計を着けている腕、着けていない腕を想像してみてください。そこに何かがあれば、人はどうしても注目してしまう。あまりアクセサリーを身に着けない男性にとって、腕時計は、実は格好のアイキャッチになっているのです。しかも女性はアクセサリー好き。目に入れば、より積極的に興味を示しますよね。で、まず腕時計に目が行って、次にそれを着けている腕や手元が目に入り、それで、その男性の魅力を判断するわけです」

富田教授によれば、男性の腕や足は、もともとファルス(男根)の象徴。セックスアピールの強い部位なのだとか。また、オトコの手元や指先が好きな“手フェチ”の女性が多いのも、男性の手が自分を愛撫して喜ばせる特別なものであることを潜在的に感じているためらしい。つまり女性は本能的に、男性の腕や手にセックスアピールを感じやすいのだという。

「異性の魅力を判断する際、女性は男性ほど“外見”を重視しない傾向がある。それよりも、女性は男性の“パワー”に惹かれる、とイタリアの心理学者であるアルベローニという人が述べています。たとえばスポーツ選手。ヒットを量産する野球選手や、他を圧倒する強さの格闘技選手なら、ルックスはイマイチでも女性にも人気が高いでしょう。実は、腕時計はそんなオトコの“パワー”をアピールするのにも格好のアイテム。男性の象徴である腕に、自分のオトコとしての“パワー”を連想させるような腕時計を巻くことで、その人のオトコらしさをより強くアピールできるというわけです。たとえば、オトコらしいたくましい腕に、大ぶりのいかつい腕時計を着けることで、オトコのセックスアピールは強くなります」

でも、スポーツ選手のような“パワー”には自信がないのですが…。それでもどうにかなりますか?
力強さを感じる腕に、パワーを象徴する腕時計を巻くことで、女性へのオトコらしさアピールはさらに高まる
「男性のこうした“パワー”とは、何もフィジカルな側面に限りません。権力、経済力、知力、創造力など、その人なりの個性が強烈に発せられると、女性はその部分に“パワー”を感じて強く惹かれるのです。自分の個性を象徴できる腕時計が選べていれば、女性は、おのずとその人のセックスアピールを強く感じてくれるはずです」

なるほど、僕らの腕時計は女子に見られるだけでなく、そのハートをがっちりつかむための絶好のアイテムでもあるらしい。腕を露出する機会も多いこの季節。女子の視線が集まるアナタの腕には、自分なりの一本が巻かれていますか?

腕時計は自分らしさを雄弁に語る



女子にとって、オトコの腕時計は“パワー”を象徴するアイテム。それが男性の象徴である腕に巻かれることによって、オトコのセックスアピール度はぐんと高まる、らしい。

「とはいえ、腕時計ならどれでもいいわけではありません」
と、心理学者の富田隆教授はいう。

「高価である必要はありませんが、その人なりのこだわりやライフスタイルが反映された腕時計であるとよいですね。『遊び心がある』とか、『仕事ができそう』とか。それが『その人らしさ』であり、その人らしく生きるとき、人はもっとも“パワー”を発揮するのです」
自分のキャラクターに合った腕時計を着けることで、自分の“オトコらしさ”はアピールできる!
富田教授によれば、腕時計は文字盤のタイプごとにも、なんとなく感じられる“らしさ”があるとか。たとえばダイバーズウォッチは、フィジカルなたくましさ、冒険、アウトドアのイメージ。健康的で快活なオトコが着ければ、そんなオトコの魅力をさらに高めてくれる。クロノグラフは、文字盤にあるたくさんの針が、クルマやバイクの計器を想像させ、メカニックで知性的なイメージを与える。だから頭脳派のオトコが自分をより知的に演出するのにいいのだそう。文字盤がシンプルなオーソドックスタイプは、相手にオフィシャルなイメージを与え、ビジネスの世界に生きるオトコの雄姿を連想させる。しかもそれが電波時計だったり、環境対応のものだったりすると、思慮深さや先進性もさりげなくアピールできるのだとか。

「他にも、腕時計のバンドについても、TPOを見極められると、さらにいいでしょう。パーティーのような席では装飾性の高いメタルのバンドを、商談の場では落ち着いた色の革のバンドを。そうやってTPOに応じて使い分けできるかどうかも、女性は見ています。男性はとかく一点豪華主義に走りがちですが、女性はむしろ、服装やその場の雰囲気とのトータルバランスを重視する側面もあるのです」

なるほど、腕時計と服装の「バランスが大事」なんですね。ということは、そもそもオトコが腕時計を身に着けないのは、それ以前の問題ってこと?

「腕時計は、人類が長い年月をかけて精巧に作り上げてきた精密機械。だから “文明の象徴”でもある腕時計を着けることは、自分が一定の文化的レベルを備えた人物であるということを相手に認識させることにもつながる。そう考えると、腕時計の着用は基本だともいえるでしょう。今の時代、街には時刻を表示するものがあふれているので、機能面だけを考えれば腕時計は必要ないのかもしれませんが、そんな実用一点張りの姿勢ほど、女性を興ざめさせるものもない。腕時計はアクセサリーとして、その人の個性をより雄弁に語ってくれるもの。だとすれば、腕時計を利用して自分をアピールできた方が、対人関係のうえでもずっと得だと思います」

ちなみに、人前でやってはいけないのが、腕時計を露骨に見る動作。「早く終わらないかな」とか、「退屈だ」と言っているようなもので、相手にいい印象は絶対に与えません。気になる女子にさりげなく自分の腕時計をアピールしたいときでも、こんな仕草は避けた方がよさそうです。 女子から見たオトコの腕時計は、“パワー”の象徴。
それがその人なりのこだわりに満ちていればいるほど、
女性は魅力を感じるらしい。

オトコからすれば、
ぜひとも自分らしさをアピールできる腕時計を選びたいものですね。

今後の調査の参考に、腕時計に関する皆さんの疑問やこだわりを聞かせてください。
腕時計にまつわるエピソードも大歓迎。お待ちしています!

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