テレビゲーム文化考

第6回 最新の“ゲーセン”事情って?

2009.09.17 THU

テレビゲーム文化考

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ドラクエほど世代を超えて愛されている
RPGはなかなかないですね。

1G=1000円はなかなか妥当なレートだと思います。
ということは(1個8Gの)薬草はそうとう高価な代物ですね。

一回8000円の栄養剤仕事に疲れた時に飲んでみたいです。
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投稿者:織川さん(滋賀県/24歳/男性)

そりゃもう死にそうになってても回復しそうです。
ゲームの世界のことを現実世界と照らし合わせて考えてみると
いろいろと楽しいですよね。

さて今回は、現実世界の中のゲーム空間
ゲームセンターについて調べてきました。

昔はよく行ったけど、
そういえば最近はあまり行かないなぁという方も多いのでは?

最新のゲームセンターは一体どんな様子になっているんでしょう?

そして、これこそゲーマーの夢!?である、
ゲームセンターのゲームを
家庭でプレイする方法についても調べてきましたよ!
ICカードを使った大型筺体『クイズマジックアカデミー』シリーズでは、インターネットを通じて全国のプレイヤー最大16人とクイズで対戦ができる。対戦のドキドキ感が楽しい

ゲームセンターって今どんなふうになってるの?



かつて『ストリートファイターII』や『バーチャファイター』など、対戦格闘ゲームが大流行し、隆盛を極めたゲームセンター。

私カタダも、昔は格闘ゲームなどで名前も知らない乱入者との熱い戦いを味わいに、お小遣いを握りしめて近所のゲーセンに通ったものでした。しかし最近では、ゲーセンへ行ってもクレーンゲームをやるくらいで、新しいゲームってどんなものがあるかよく知らないなぁと思ったわけです。最近のゲーセンって、昔と比べてどうなっているんでしょう? 最新のゲーセン事情を『月刊アルカディア』編集長のザンボット杉田さんに聞きました。

「10年ほど前と比べて大きく変わっているのは、ICカードの導入が進んだことと、ネット対応しているゲームが増えたことですね。ICカードには、家庭用ゲームのように自分の遊んだ記録・対戦の戦績が記録され、ネットで確認ができたり、ゲーセンにいながら、携帯電話でその記録が確認できるようになったりしています」

では最近は、ゲーセンでもいわゆるネットゲームが人気になっているんでしょうか?

「ネット対戦とカードゲームの要素が加わったものが多いですね。例えば『三国志大戦』はそのどちらも兼ね備えたゲームで、遊ぶごとにカードが手に入り、自分の軍を強くしていくことができます。これはゲームメーカーの戦略が昔と変わったこととも関係していて、かつてメーカーはゲームの筺体(ゲーセン用のゲーム機本体)をゲームセンターに売ればそれでサービスは終了だったのですが、今では売った後もそのゲームを長く楽しんでもらうよう、メーカーがいろいろと工夫するようになりました」

なんでも、昔は売り切りだったアーケードゲームも、ネット対戦機能付きのゲームなどでは1プレイの料金の○パーセントなどというロイヤリティ契約を結び、売り上げをメーカーとゲーセン側でシェアするようになっているのだとか。だからこそ、メーカーはゲームのバージョンアップやイベントを行い、ユーザーを離さないようにしているのだそう。

ところで、今のゲーセンって大人でも楽しめる空間になっているのでしょうか?

「昔は単純なルールが多かったメダルゲームも、最近では本場のカジノのようなゲームが遊べたり、演出が凝っていたりとクオリティーが上がっています。大型の体感ゲームなどもそうですが、ゲームセンターにはゲームセンターでしか味わえない楽しさがあります。最近足が遠のいている方も、ぜひまた訪れてほしいですね」

ゲームセンターでかつて味わった、対戦ゲームでの突然の乱入者との戦いというドキドキ感が、ネット対戦のおかげで全国の猛者と対戦できるドキドキ感になっているという最近のゲームセンター。今度の週末には、また遊びに行ってみようっと!
トップスさんのホームページ画像。ここからゲームセンターでよく見る筺体を購入することができる。見るだけでも「へぇ~、これがこんな値段で買えるんだ」と分かって面白いですよ

これぞゲーマーの夢?ゲームセンターのゲームを家で遊ぶ!



アーケードゲームがズラリと並んだゲームセンターの風景を見てふと思う。

「このゲームが家でもできたら楽しいだろうなぁ」

ゲーセンのゲームの中には、家庭用ゲーム機に移植されるものもあるけれど、されないものも多い。家にこの筺体(ゲーセン用のゲーム機本体で、モニタやスティック、ボタンの付いたハード部分のこと)があれば、ゲーセン用のゲームをプレイし放題だし、友達とも対戦し放題なのにと夢見たことも、一度や二度じゃありません。

なんでも、個人でも買えたりするらしいんですが、一体どんなゲームが、どれくらいのお金で買えるものなんでしょうか? 相場感がまったくワカリマセン! というわけで、中古・新品のアーケードゲームの通信販売をしている、トップスさんに詳しい話を聞いてみました!

「個人で購入されるお客さまも多数いらっしゃいますよ。ご家庭でアーケードゲームを楽しむには、ゲームセンターで使っているビデオ筺体をそのまま買うか、通称コントロールボックスという、アーケードゲームをご家庭で遊ぶための機器を買って遊ぶ方法があります。コントロールボックスは家庭のテレビとも接続でき、ゲームセンターで使われるビデオ筺体を買うよりもお手軽ですね」

へぇ、個人でも買えちゃうんですね。でも、ゲームセンターと同じビデオ筺体を個人で買うとなると、お高いんでしょう?

「そうですね。今対戦格闘ゲームで主流になりつつある、16:9の液晶モニタが付いている筺体は、新品ですとそれだけで35万円くらいします。それにアーケード用の最新の基板(ゲームソフト)は新品で15~30万円くらいしますから、新品でそろえると合計でおよそ50~65万円程度になりますね」

ん~高いっす! 新品でそろえると、金額的にやっぱり個人での購入はハードルが高いですよね。

「ですが、ビデオ筺体やゲーム基板(ソフト)は中古でも購入することができます。セガのビデオ筺体ブラストシティで7万円、NEWアストロシティで3万5000円くらいです。ゲームを遊ぶには、このほかに、筺体と基板をつなぐ変換ハーネス、変換ボードいう機器が必要になる場合もあるので、もう少しお金がかかるのですが、中古の筺体設備は一式ひっくるめておおよそ4~9万円というところでしょうか。それにゲーム基板を接続すれば、ゲームセンターのアーケードゲームと全く同じ環境になります」

おお、ずいぶんと現実的なお値段に。そして、家庭用ゲームでゲームソフトにあたるゲーム基板は、中古で買うならぐっと安くなる場合が多いそう。例えば、かつて大流行していた『バーチャファイター3』は、今では3000円くらいで買えちゃうそう。安っ! えっ、新品だと数十万円するソフトが、中古だとそんなに安くなっちゃうんですか?

「昔人気で、数が多く流通したものは安く、数が少ないものは中古でも高いですね。プレミアがつくと十数万円、新品を上回る価格にになるものも稀にあります」

高っ! なるほど遊びたいソフト次第で初期費用は大きく変わってきそうですね。ちなみに家庭用コンセントでもきちんと遊べ、消費電力は140W程度なので、300~400Wを使うパソコンなどに比べれば、電気代もそんなにかかるわけではないそう。

部屋にアーケードゲームのある生活この夢、実現してみる? かつてハマりまくったゲームセンターのあのゲームが、
自分の家で楽しめるなんて、まさに夢のような生活です。

いつか大きな家を建てた暁には、
ぜひ購入して「マイ・ゲーセン部屋」を作ってやろうと決意しました。

まぁ、家を建てる予定なんて
今はこれっぽっちもないわけですが。

さてこの連載では、ゲームについての質問を受け付けています。
「あのゲームの最新作はどうなってるのよ?」
「ゲーム開発っていくらくらいかかるの?」
「通勤中でもゲームを快適にプレイする方法は?」
こんなふうにゲームの気になることがありましたら、
どんどん投稿お願いします!

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