SNS参加者がここ数カ月で3倍に

「読書会」が密かなブーム!人気のカギは“出会い”だった!?

2009.11.05 THU


とある平日の午前7時。SNSを介して集まった初対面の若い男女10人が、互いに持ち寄った「本」について語り合っている。早朝にもかかわらず参加者のボルテージは高く、真剣ながらも時に笑いを交えた活発な議論が進む。じつはこれ、都内のカフェで行われた「読書会」の風景。最近、こうした会合が20~30代の間で頻繁に催され、人気なのだという。

「読書会ブームですか。確かに来ていると思います。僕が参加した時点で400人だった読書会のコミュニティが、ここ数カ月で3倍の1200人になりましたから」

こう語るのは、読書会コミュ「リーディング・ラボ」に参加する福島宏明さん。自身でも多くの読書会を主催しているが、毎回キャンセル待ちが出るほどの人気なのだとか。冒頭の読書会もそのひとつだ。いったい何が魅力なのか、参加者の女性(26歳・会社員)に聞いてみた。

「一番の魅力は人との出会い。初対面でも本好きという共通項があると親近感がわくんです。この読書会は互いに紹介したい本を持ち寄るんですが、自分が好きな本のことを話すときは本音が出ると思います。だから打ち解けやすくて場が盛り上るのでは」

職種も様々な社会人が交流する様子はちょっとした異業種交流会の趣。しかも本というフィルターを通した分、互いのパーソナリティを理解しやすく、深い人脈が築けるという。読書会を通じ、仕事に役立てる向きも強そうだ。持ち寄る本もビジネス書などスキルアップ系が多いのだろうか?

「男性はビジネス書が多いですね。でも人生に役立つ要素があれば何でもいいと思います。私はいつもサブカル系なんですが、堅めの本が多いなかでやわらかい本を紹介すると場の雰囲気が和みますよ」(同)

スタイルも「紹介したい本を持ち寄る」「一斉に読む」「課題本について語る」など様々で(下表参照)、基本的に本好きであれば誰でも参加できる。折しも読書の秋。読書会で本と人の魅力的な出会いを求めてみるのはいかが?


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