独身オトコのロボット入門

第1回 職人ロボが作るラーメンの味は!?

2009.12.02 WED

独身オトコのロボット入門


店内の最も目立つところでラーメンをつくるロボット店長&副店長。ある意味オープンキッチン状態です。待っているお客さんは、みなさんその動作に釘付け。でも、ロボットなので見られても緊張していないと思います

名古屋に豚骨ラーメンを器用に作るロボット店長出現!



独身男子が愛してやまないソウルフード、ラーメン。そのラーメンをつくるロボットが名古屋にいるらしい。しかも、工場で具材を切ったり、野菜を洗浄したりするのではなく、実際の店舗に立っているという。

お店の名前は『名古屋総本店ふぁーめん』。外観は至って普通だが、入り口をくぐると「このゆで加減、一片の悔い無し」と妙に機械的な声が…。その方向には、ソバ打ちの実演スペースのように、ガラスケースの中で2台のロボットアームが働いていた。名札には「店長 R2B1」「副店長 R2B2」と書いてある。ちなみに、注文や会計、品だしなどは人間。店長は湯切り担当。副店長はスープを注いで具材を盛りつけている。 このロボット、もとい店長は、もともと自動車工場でのワーク搬送などにも使われるロボット。整列していない部品を運べたり、力センサーの搭載で精密作業もバッチリ。寸分違わぬ動きで、湯切りや盛りつけをしているのも納得できる。

だが、ロボットと同じくらいラーメンも好きな僕は、味にも妥協はできない。マズかったら「店長を出せ」と海原雄山ばりにキレてやろう。あ、でも出てくるのはあのロボットか。

注文して待つこと数分。運ばれてきたのは豚骨ラーメンだ。一口すすると、なかなかウマいじゃな?い。濃厚クリーミーな白濁豚骨スープが細麺とよく合っている。ちなみに、2台のロボットは、工場での作業に疑問を感じて退職。その後、博多にラーメン修業に赴きこの味を習得した(との設定)らしい。なかなかストイックなやつらだ。

気になるのはそのお値段だが、システム開発を含めると2台で1500万円程度かかったとのこと。ラーメンは1杯700円なので、やや人件(ロボ件)費が心配だが、一度導入すれば毎月の給料も必要ないし、無断欠勤もしない。文句も言わずに働いてくれる彼らは、気付いたら、僕らのいきつけのラーメン屋の厨房にも立っているかもしれないぞ。 投稿募集はこちら 皆さんのロボットに関する投稿を募集中!右下の投稿ボタンから投稿してください。

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