独身オトコのロボット入門

第5回 最新型警備ロボットの実力とは!?

2010.01.06 WED

独身オトコのロボット入門


警察官の立ち番のような機能もあり、門や扉の前に停止させることで、来訪者や車のナンバーなどを画像で監視、記録できる。「ロボットX」を通じて管理センターと音声通話も可能

暗視カメラにレーザーセンサー。警備ロボがスゴい



30歳前後のみんなには少し懐かしい映画『ロボコップ』(1987年公開)が、今年にもリメイクされるとか。さすがに、現実では今でもロボ警察官は実現していないが、ロボ警備員ならすでに複数が実用化されている。その中の一台で、屋外の巡回警備を実用化させたのが「セコム ロボットX」だ。外観は、遊園地などで見かけるゴーカートを一回り大きくした感じ。残念ながら人型ではない。これじゃ、犯人を捕まえられそうにないけど…。いったいどんなことができるのだろうか。

「基本的には、警備業務の中でも、人間に代わって屋外の巡回警備を自動で行うロボットで、不審者を捕獲する目的ではありません」と説明をしてくれたのは、セコム株式会社 技術開発本部でチーフエンジニアを務める大泉 誠さん。

巡回中は人間が歩く速度である時速3?4kmで動き、随時、搭載された360度監視できるカメラで画像を撮影して、管制室に無線LANで送っているのだとか。カメラはデイナイトカメラ(夜間は暗視カメラ)で、真っ暗闇の中でも10mくらいは撮影ができるという。また、レーザーセンサーで侵入者や車両の紛失などを検知することも可能なのだ。しかし不思議なのは、どうやって自動走行するのかという部分だ。 「自動巡回に関しては、あらかじめ巡回ルートにガイド線(磁気ガイドまたは白線)を設置しておき、ロボットXがそれを検知しながらラインに沿って走行します。もちろん、センサー類を使って、前方の障害物を検知します」

これによって、工場や研究所の周辺巡回はもちろん、人が入るには過酷な危険地区でも巡回が可能になったという。不審者を発見したなどの緊急時には、リモートコントロールに切り替えて、最大10km/hで動かすこともできる。

「ほかにも、警告音や光で威嚇したり、オプションで発煙装置なども装備できます。不審者以外にも、火災検知などの機能をつけることができますよ」

僕らが勤める会社や工場に配備されるかもしれない警備ロボット。興味本位でイタズラなんかしたら、発煙装置をお見舞いされるかもしれないので、お気をつけあれ。 投稿募集はこちら ロボットについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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