独身オトコのロボット入門

第8回 精密ロボットの、驚きの動力とは!?

2010.01.27 WED

独身オトコのロボット入門


『i-SOBOT』の特徴は、サーボモーターを17個も使いながら、自社開発によって3万円を切る価格を実現したこと。また、完成品として量産できたのは、精度の高さを意味している

ロボットを動かすサーボモーターって?



子どもの頃ころに夢中になって遊んだラジコン。この技術がロボットに生かされていると聞いて、早速秋葉原のロボット専門店に行ってみた。

店頭に並ぶ二足歩行ロボットの発売元を見てみると、その中に「KYOSHO」の文字が! 幼少時代に憧れたラジコンブランドじゃないですか?。

店員さんによると「ラジコンに使われているサーボモーターが、家庭用二足歩行ロボットにも使われているんです」とのこと。どうやら、二足歩行ロボットを人間らしく動かす肝となる部品らしい。

サーボモーターとは、いったいどんなモーターなのか? “世界で最も小さな量産されている人型ロボット”として2008年度版のギネスブックに掲載された、タカラトミーの『i-SOBOT』の開発者、米田陽亮さんに話を聞いた。 「サーボモーターとは一言で言えば、角度を調整して駆動させることができるモーターです。内部には制御基盤とモーター、ギア列、クラッチ(トルクリミッター)、ボリュームがあり、外部のコントローラーからの指令で、モーターを回転させて任意の角度に動かすことができます。『i-SOBOT』には、左右の腕に6つ、左右の足に10、そして首に1つで、計17個のサーボモーターが使われています。これらを組み合わせて同時に制御することで、複雑な動きを可能にしているのです」

例えば歩くという動作では『右足の1つ目のモーターが30度、2つ目のモーターが10度、また、不安定で倒れそうになったら、物体の角速度を検出するジャイロセンサーが感知して角度を補正……』など多くの指令が、コントローラーのメインチップから各サーボモーターに送られる。この指令によって生み出された動作のひとつひとつが、パラパラマンガのように連続して動くことで、人間のような動作となるのだ。

ただの歩行や簡単な動作の中にも、ハイテク技術が満載の二足歩行ロボット。時には作るところから楽しむ組み立てキットで、内部構造のメカに感動するもよし。童心に返って、大人のラジコン遊びも楽しいかもしれないぞ。 投稿募集はこちら ロボットについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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