ロボ“松岡修造”が大人気!?

ツイッター上で話題の「ボット」ってなんだ?

2010.04.15 THU


毎日、親しくコミュニケーションをとっていた相手が、実はロボットだった…。なんて、まるでSFホラーめいた話だが。これって、今話題のツイッター上では、比較的ありがちな出来事。そう、ツイッター経験者なら知っているだろう「ボット(bot)」の仕業である。

ボット(インターネット・ボット)とは本来、ネット上で自動的に実行されるプログラムの総称。検索サイトが利用する、Webサイトの自動収集プログラムなどもボットの一種だが、ツイッター上で、あたかも人間のようにつぶやいたり、他ユーザーと会話を行ったりするプログラムが話題となったことから、最近ではボット=人工会話プログラム、という認識が強くなっている。

「日本のツイッター上でボットの存在がメジャーになったのは、1年前くらいから。熱血で知られる松岡修造氏のキャラクターを模倣した『shuzo_matsuoka BOT』が登場してからだと思います」(ボットの世界に詳しい、株式会社ピクルスのタナカミノル氏)

ちなみに、この『shuzo_matsuoka BOT』。あまりの“リアル”さに、本人と勘違いして話しかける人が続出。そのやり取りがブログなどで取り上げられ、大きな話題となった。と、これだけでは単なるお遊び的存在にしか見えないボット。しかし最近では、遊びの枠を超えた活躍をしているという。

「特に注目されているのが広告の分野。ボットをプロモーションに活用する企業が増えています。生身の人間との区別がつきにくいので、ヤラセや、宣伝文句ばかりをつぶやくスパムメールのような悪印象につながる恐れもありますが、ボットのキャラクターを上手に使えば、安価で効果的なプロモーションが可能になります」(タナカ氏)

最近では、誰でも簡単にボットが作成できるサービスも登場。様々な趣向を凝らしたボットが日々増殖しているらしい。顔が見えない、ネットならではの存在ともいえるボット。その実態を知りたい人は、ぜひツイッターで確認してほしい。
(石井敏郎)


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