米では遺言預かりサービスも登場

僕の“つぶやき”はどうなる? クラウド時代の身辺整理問題

2010.09.16 THU


先日、ITジャーナリストの佐々木俊尚さんがTwitter上で興味深いウェブサービスについて言及されておりました。

「自分の死後に各ソーシャルメディアのアイデンティティをどうするか生前作成しておけるMy WebWill(英語)。オンラインRPGの保有アイテムを誰に寄贈するか。Facebookの遺影は。Twitterでの最期のTweetは。友人たちへの死に際のメールは。そうした情報と各メディアのIDパスワードを保存しておける」(@sasakitoshinao)

ネット上「だけ」のお付き合いも増える昨今。もし自分が死んだらアカウントはどうなるのか? 日記や写真、つぶやきなどのコンテンツを取り下げてもらうには? あるいは、遺言エントリのアップは可能か?

そんな利用者の懸念を踏まえてかTwitterは最近、ユーザーが死亡した場合の対応を発表した。それはTwitterにユーザー死亡の連絡をすることで、対象者のつぶやきを削除するか、遺族や友人だけが閲覧できるよう全ての公開Tweetを保存してもらうか、いずれかを選べるというもの。一方、SNS最大手のFacebookでは、アカウント削除の他に、日記や写真を残す追悼モードが用意されていて、故人をしのぶことができるとか。さすがIT先進国アメリカならではの対応ですが、日本ではどうなっているのか。主要なSNS&ブログ会社にアンケートをとってみました(詳細は別表)。

遺族からの連絡で退会手続きが取れるのは多くのサービスで共通。ただ「遺言エントリの更新」は、今のところ誰かに事前に依頼しておく以外に手立てがありません。

「Amebaでは、利用規約でIDやパスワードを他人と共有することを禁止していますが、死後に自分のアカウントをどう扱ってほしいかといった意向を遺されるのは良いことだと思います」(Ameba広報)

現状ではユーザー死亡後の対応について利用規約を定めているところはほとんどありません。日本版My WebWillの登場が待たれるところです。
(熊山 准)


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