あの家電のウソ? ホント?

第4回 電球は、つけっぱなしが長持ちの秘訣だった!?

2010.12.09 THU

あの家電のウソ? ホント?

長持ちのポイントは電球・蛍光灯選びと点灯回数



なんだか電球が切れるのが早い気がする…。読者のみなさんのなかにも「トイレの電球が、まだ何カ月も経っていないのにもうつかない!」なんて経験がある人、少なくないのでは?

電球を長持ちさせる方法はないのか…と調べてみたところ、ネット上で「規定の100ボルト用電球ではなく、110ボルト用電球を使うと長持ちするらしい」という声を多数発見。これって本当なの?

神奈川工科大学創造工学部ホームエレクトロニクス開発学科の助教で、照明工学に詳しい三栖貴行先生にお話を聞きました。

「これは本当で、白熱電球においては寿命が約3倍になるともいわれています。ただし、明るさは低下するので、生活するうえでの快適さは損なわれるかもしれません。また、トイレの電球が早く切れる気がすることには理由があって、“夜間に”つけたままにしてしまうことが少なくないからでしょう。夜間は街や地域全体の消費電力が少ないため、点灯する際に電圧が高くなる傾向があり、想像以上に電球が消耗してしまうんです」

なるほど。規格が違うものを使うのは、なんとなく危ない気がしますが、110ボルト用の電球を使っても「暗くなる」以外の問題はないんですか?

「大きな問題は生じないと考えられます。日本では、基本的に100ボルトの電圧で電力を供給していますが、発電所に近い地域などでは、電圧が高いケースがあります。蛍光灯も含め、通常のランプは多少の電圧差があっても動作するように設計されているんです」

ちなみに、「蛍光灯はこまめに消さない方が長持ちする」というウワサは本当ですか?

「こちらも本当です。蛍光灯が点灯する際には、動作している時の2倍程度の電圧が必要になります。そのため、頻繁に消してしまうと、かえって消費電力が増加してしまうんです。意識してつけっぱなしにする必要はありませんが、ちょっとトイレに行く程度だったら、消さない方がいいでしょう」

電球や蛍光灯のつけかえって、案外面倒なものですよね。その回数を減らすために、一人暮らしのR25男子も今回の話を参考にしましょう! あの家電のウソ? ホント?の記事一覧はこちら

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