設置するなら早いほうがおトク!

月1万円超の儲け! 「太陽光発電」の損得

2011.07.07 THU



画像提供/ソーラーフロンティア
東日本大震災の復興住宅にも取り付けては、という議論もある太陽光パネル。発電した電気を家庭内で使えるだけではなく、2009年スタートの制度により、余剰電力を1kWh42円で電力会社に買ってもらえる。普及を促すため、国や自治体が補助金を出し、設置を支援しているため、導入世帯が急激に増えている。

だが、気になるのは、その費用対効果。太陽光パネルの設置には結構なお金がかかる。条件にもよるが、150万~250万円程度が相場のようだ。ネット上で「太陽光発電とくとくショップ」を展開する和上住電に、東京・世田谷の一軒家に一般的な規模である4kWの太陽光発電システムを導入した場合を試算してもらった。

「まず、国から出る補助金として19万2000円。去年までは28万円の補助金でしたが、当社ではこの差額を負担させていただいています。自治体の補助金は地域によって異なりますが、世田谷区の場合は10万円。仮にM社のシステムを導入するとして、これらの補助金分を引くと、工事費・諸経費込みで149万2000円となります」

では自家発電した電気を売ることによる「売電益」はいかほどか。

「各家庭の電気使用量にもよりますが、4kWシステムだと年間総発電量は約4000kWhです」

昼間、仕事などで外出している時間が多い家庭なら、概ねその80%が売電対象になるという。

「4000kWh×80%×42円=13万4400円ということです」

月平均で、なんと1万円以上。さらに残りの20%は自分たちで使うのでその分が浮く。一般家庭の電気代は1kWh20円前後。つまり4000kWh×20%×20円=年間1万6000円。合わせて約15万円分を自家発電することで、

「初期費用の約150万円は10年ほどで元が取れると思います」

ただ、普及が進めば売電価格は引き下げられる可能性が高い。設置は早い方がおトクといわれるのはそのためなのだ。
(上阪 徹)


取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト