被害報告も右肩上がり

ウイルスアプリにご用心! スマホのセキュリティ対策

2011.07.07 THU



画像提供/トレンドマイクロ
この夏も、各キャリアから続々と新機種が投入されているスマートフォン。おサイフケータイに対応した機種も増え、できることの幅がさらに広がったことから、スマートフォンへの乗り換えを決意した人も多いはずだ。

そこで気になるのがスマートフォンの「安全性」。今年3月には、Android端末向けアプリを配信するGoogle公式の「Androidマーケット」で、マルウェア(悪意あるプログラム)が含まれたアプリが複数発見されたほか、iPhoneを含むスマートフォン全般を標的とするフィッシング(個人情報・金銭などを目的とする詐欺)サイトも登場。普及率と比例するように、被害や危険性の報告も増加している。やはり、スマートフォンは従来の携帯電話よりも危険なのだろうか?

「機種ごとの互換性が低い従来の携帯電話に対し、大きな共通プラットフォームを持つスマートフォンは、より多くの機種に感染するマルウェアの作成が容易。特にAndroidは、アプリの公開が自由に行えるため、不正アプリが出回りやすいんです」

というのは、Android向けセキュリティアプリ『ウイルスバスター モバイル』ベータ版を提供するトレンドマイクロの鰆目さん。

「さらに、スマートフォンは、ほぼ24時間通信ができる状態で起動しているほか、電話帳やメールアドレスなど重要な個人情報が詰まっているため、パソコンと同じく深刻な被害を受ける可能性があります」

と、パソコン同様の対策の必要があるという。

「パソコンと同様に『うまい話には罠がある』という意識が重要。本来有料のアプリが、なぜか無料で配布されているというようなケースは、まずマルウェアを疑った方がいいでしょう」

セキュリティ対策アプリの導入はもちろん、スマホを安全に利用するためには、ユーザーの意識が大事というわけだ。
(石井敏郎)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト