思わず欲しくなる!

ノートPCを静かに冷やす不思議な板

2012.08.03 FRI


ノートパソコンの発熱量は、一般的に消費電力に比例して増えていく。モバイルノートだと30~40ワットだが、マルチメディア向けノートだと70ワットを超える製品もある。バッファローメルコの化学式ノートクーラーには、今回紹介した超冷却タイプのほかに、より強力な「超強冷タイプ」、安価な「強冷却タイプ」など用途別にラインナップされている
夏のノートパソコンがアツイ!

エコのためにエアコンの温度設定も控えめな職場で、文字通り熱くなったノートパソコンで仕事をしていると、じっとりと手に汗をかいて気持ちが悪い。

それにパソコンの温度が高くなりすぎると、動作も不安定になるので、単に不快というだけでは済まない。故障を防ぐためにもノートパソコンを冷やさなければならないのだ。

手っ取り早くノートパソコンを冷やすために、手近にあった扇風機の風を当ててみたら、使用者にも直接風が当たってしまいイマイチ。

ノートパソコン専用に電動ファンを内蔵した冷却台も市販されているけど、常にブーンというファンの回転音がするのが気になるところ。

ほかに良い方法はないものか、と探してみたところバッファローコクヨサプライの「化学式ノートPCクーラー 超冷却」という製品を発見。

プラスチック・フレームにの両面に薄い金属が張られた外観で、どこから見てもただの板。だけど、その内部に封入された「特殊無機結晶」がポイント。

この結晶の正体は「硫酸ナトリウム10水和物」という、摂氏32~38度で溶ける化学物質。これがノートパソコンの熱で溶けるときに、溶解潜熱という現象によって周囲の熱を吸収することで温度上昇を抑える。

電動ファン式のように積極的にノートパソコンを冷やす仕組みではないので、大幅に温度を下げることはできないが、ノートパソコンに熱がこもって、キーボードやパームレストの温度がガンガン上がってしまうことは避けられる。

結晶がすべて解けて液体になってしまうと効果がなくなるが、しばらく室温で放置したり、冷蔵庫で冷やしたりすれば再び結晶化して復活する。ノートパソコンの発熱量によるけど、一般的なノートパソコンなら4時間程度は効果が持続するそうだ。

使用時に一切騒音が出ず、電源も不要なので、どんな場所でも使える。ファン音が気になるような静かな場所や、あちこちノートパソコンを持ち運んで使うという人にお薦め。
(青山祐輔)

※この記事は2010年08月に取材・掲載した記事です

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