年々使いやすくなってるの知ってた?

意外と充実!進化する自治体サイト

2012.08.11 SAT


意外に知られていないが、多くの市区町村では、サイト上で戸籍謄本取り寄せに必要な書類がダウンロードできる。各種手続きなどをすべてネット上で完結できるようになる日も遠くない!?※写真は青森県のサイト
普段はあまり利用することのない、都道府県や市町村の「自治体サイト」。けれどのぞいてみると、地域の歴史やスポーツ施設・文化施設の情報などが充実していて、意外と使い勝手がいい。特に「滋賀県」のサイトなどは地域出身の有名人のインタビューが載っていたり、あるいはいざというときに知っておかなければいけない地域の“防災マップ”が参照できたりと、なかなか優れものだ。

実はこの自治体サイト、年々使いやすく進化しているのだ。自治体サイトの使いやすさについて調査している、日経BPコンサルティングの大友直子さんに聞いてみた。

「2004年にウェブ上のコンテンツを誰もが利用しやすくするための規格“ウェブアクセシビリティJIS”が制定され、かつては情報量が多くて使いにくいこともあった自治体サイトでも、利便性の向上がテーマになりました。利用者がほしい情報に素早くリーチできるように、サイトの構成を細かく調整したり、ご高齢の方、視覚に障害のある方にも情報が伝わりやすいよう、文字の読み上げをする音声ブラウザ対応を進めている自治体もありますね」

なるほど。なかでも特徴的な取り組みをしている自治体はありますか?

「例えば、青森県では2009年の時点で、すでにツイッターを取り入れて情報発信をしていました。最新の技術をいち早く取り入れるのも、最近の自治体サイトの傾向です」

そのほかにも、もともとウェブのメディアや技術に詳しい人が首長になるケースもあって、佐賀県武雄市は8月1日、住民とのコミュニケーションの活性化を目指して、市の公式ホームページをフェイスブックに完全移行している。

さらに、各自治体のコンテンツを調べてみると、東京都葛飾区では『男はつらいよ』のロケ地リストを掲載。ドラマや映画の撮影を誘致・支援している神奈川県小田原市では公式サイトに「エキストラ募集」があったり、また京都府のサイトは、観光情報にイベント情報、歴史の解説も充実していて、ガイドブックを見なくてもいいくらい。

自分が住んでいる地域の自治体サイトを見ると、意外な発見がありそうだし、出張や転勤に際しては、自治体サイトで施設ガイド、防災エリアのマップ、無料法律相談所の情報などをチェックしておくといいかも?
(月川碧/blueprint)

※この記事は2011年08月に取材・掲載した記事です

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト