現実が拡張する雑誌のよう

新サービス「tab」って何?

2012.08.10 FRI


お気に入りスポットのメモや、ライフログなど使い方は無限大。かっこいいUIデザインと操作性をぜひ体感してもらいたい。
AR(拡張現実)という言葉を世に知らしめたiPhoneアプリ「セカイカメラ」。それを作った頓智ドットが、セカイカメラの理念を踏襲した新たなサービス「tab」をリリースした。PCやiPad、iPhoneで利用でき、「永遠に更新される雑誌」のようなサービス。聞いていると新しい可能性をもっていそうでワクワクさせられるが、一体どのようなものなのだろう。

「Web上で見つけたおいしそうなお店や、気になるスポットがあっても、出かけた時にどの街のお店だったか思い出せないことってありますよね? tabではあらかじめチェックしたそれら情報を自分のtab(お気に入りのまとまり)に入れておくことで、実際に出かけた先でチェックすることができます。iPhoneアプリ、iPadアプリはGPSとも連動しており、事前にtabに入れておいた自分の周辺に点在する情報を抽出して見たり、他のユーザーが投稿した情報を雑誌を読むかのように一覧することもできます。tabはWebを利用して現実の暮らしをより豊かにすることができるWebサービスなんです」

そう教えてくれたのは、頓智ドットで広報を担当する味岡倫歩さん。サイト上、またはアプリ上からアカウントを作ることができ(Facebookアカウントでもログイン可能)、利用は無料だ。

tabの使い方は至ってシンプルだ。まずはログインすると写真とともに、他のユーザーが投稿したアイテム(情報のことをtab上ではこう呼ぶ)が表示される。それらを、自分の「tabに入れる」ことから始める。

アイテムは飲食店からアパレルショップの商品、イベント情報など多種多様。その中から興味のあるものを自身のtabに追加していく。

「ある程度アイテムの数が溜まったら、tabに独自のタイトルをつけて整理整頓していくことで、楽しさと利便性がアップしますよ。だんだん使い方に慣れてきたら、他のユーザーのtabをフォローするのもおすすめです。フォローするとそのtabが更新されるたびに、自分のページに表示されます。これは雑誌を定期購読するような感覚ですね」

さらにtab上にはまだ存在しない店舗やスポットなどを、アイテムとして自分で追加することも可能。関心ごとにまとめられたリマインドとしても機能するので、自己表現をする楽しさとともに、利便性もある。操作感もサクサクと動きストレスがなく、触っているだけでもなかなか楽しい。

「操作がシンプルな分、様々な使い方をしていただいています。これから行きたい場所をチェックしたり、行った場所をまとめるというライフログ的な使い方から、旅行記のようにストーリーとともにまとめている方もいるようです。8月1日にリリースされたiPhone版の『tab light』では出先から簡単に写真とともにアイテムの追加が可能になりました。またセカイカメラでのAR技術を使っており、行きたい方角にカメラを向けると自分のtab内のアイテムがGPSと連動して表示されます。tabの新たな楽しみ方がご提供できていると思いますよ。ただこちらは、アイテム投稿と現在地を中心に、どんなアイテムが存在するかを表示することがメインです。例えば富士山の頂上など極端なエリアなど、場所によってはアイテムが出てこないこともあるので、その点はご了承下さい」

NAVERまとめなど、オススメの何かを紹介するといった「キュレーション」をテーマにしたWebサービスは近年増えているが、忘れられない体験の多くは現実で起こるもの。現実生活を豊かにさせるべく作られたというtabだが、味岡さんによれば「気になる女の子が行きたがっている場所やお店、欲しがっているものなど、今何に興味があるのかを事前に知っておくなんてこともできたりしますよ!」とのこと。R25世代にぴったりの、Webサービスなのかもしれない。
(ピーチ四葉/東京ピストル)

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