IT時代のブルーライト注意報

第1回 ブルーライト激増中! その影響は?

2012.08.23 THU

IT時代のブルーライト注意報


身のまわりのデジタル機器が発するブルーライト発生量。ブラウン管テレビと比較すると、最近のIT機器が発しているブルーライトの量は、驚くべき急増ぶり。目の近くで操作することの多いスマホや、夜更かしにつながりやすいゲーム機器は、目や睡眠と覚醒リズムに与える影響も、特に大きいと考えられる。

疲れ目や睡眠障害に影響大!のブルーライト



そもそもブルーライトって何? こんな基本的かつ素朴なギモンに答えてくれたのは、南青山アイクリニックの副院長で眼科専門医の井出武先生。
「ブルーライトとは、目の網膜まで届く波長380~495nmの青色光のこと。それより波長が短いと紫外線となり、人間の目には見えません。波長が短いほどエネルギーが高いので、可視光線の中では最も強いエネルギーを持つ光ということになりますね」

なんでも、最近急増したLED液晶は、従来のブラウン管テレビに比べて、はるかに多くのブルーライトを発しているのだとか。PCモニターはもちろん、スマホやゲーム機など液晶画面の大半にLEDが使われているので、ボクらがブルーライトにさらされる機会が激増していることは確かなようだ。

ところで、目にはどういう影響が?
「青い光は散乱しやすいため、目がピントを合わせる際の負荷が大きい。何も書いてない白い紙にデジカメのピントを合わせようとしても、なかなか合わないでしょう。それと同様、一生懸命ピントを合わせようとする分、目に余計な負荷がかかり、疲れ目になりやすいんです」

IT機器を長時間使用すると、目が重く感じるのは、そういうことも関係していたのか…。

「もちろん、IT作業中は、操作中の姿勢や周囲の明るさなど、それ以外にも目の負担となりやすい要因が多いので、ブルーライトがすべての原因というわけではありません。そもそも青色光は、太陽光にも多く含まれている波長で、体内時計を整える重要な働きもあります。それ自体が直ちに悪影響を与えるものではないんです」
あくまでも浴びる量と時間帯の問題なのだ。
1時間スマホを操作したあとに就寝してもらう実験を4日続けて行ったところ、パソコンメガネ「JINS PC」で目を保護した場合、保護しなかった時より、最長睡眠時間が長くなった。つまり、ブルーライトをカットしたことで、より深い睡眠を得られたと考えられる。
ただし、夜にブルーライトを見続けるのは、あまり望ましくないらしい。杏林大学医学部精神神経科学教室の古賀良彦教授は「夜、ブルーライトを浴び過ぎると、睡眠覚醒リズムに影響を及ぼす可能性がある」と指摘する。
「人間のカラダは、朝、ブルーライトを多く含む太陽光を浴びて覚醒し、活動的になるようプログラムされています。逆に、陽が沈んで暗くなると眠くなる…というのが自然のリズム。ところが夜、寝る直前までPCやスマホを操作していると、至近距離で強い光を浴びるわけですから、脳が覚醒してしまい、眠りの質が低下しがちなんです」

最近どうも寝付きが悪いのは、ベッドにスマホを持ち込んで、深夜までデジタルマンガを読みふけっているせいかも…。現代人は睡眠の悩みを抱える人が多いというが、IT機器の普及によるブルーライトの浴び過ぎも一因かもしれない。

とはいえ、寝る前のスマホタイムは大事なリラックスのひとときだし、そもそも仕事で夜、PCを使うことはやめられない…。ならば、ブルーライトを効率的にカットしてくれる最先端のPC専用メガネ「JINS PC」を取り入れてみては? すでに使用効果も実証されているという。

「就寝前の1時間、スマホを使ってもらい、それが睡眠にどう影響するかを調べたところ、JINS PCをかけていたグループは、裸眼でスマホを操作していたグループより、睡眠の質が向上していました。パソコンメガネには一定の効果があると言えますね」と古賀先生。

日頃から早寝早起きを心がけ、PC作業中は定期的に目を休め、夜遅くまでテレビを観たりゲームをしたり、PC・スマホを操作したりしない。それが理想だと頭ではわかっていても、現実にはなかなか難しいもの。ならばせめて、JINS PCを活用することで、目への負担を減らしたいところ。それがデジタル機器とは切っても切れない、現代人の新常識なのかも!? 最近急増したLED液晶は、エネルギーの高いブルーライトを発している。
ブルーライト自体は、太陽光にも含まれる自然の光だけど、
散乱しやすい性質を持つので、疲れ目を引き起こしやすい、
脳を覚醒させるため、睡眠覚醒リズムや睡眠の質に影響しやすい、といった問題も…。
PCやスマホを始め、多くのIT機器を使いこなす現代人なら、
ブルーライトをカットするメガネなど、適切な対策を検討するべし!


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