新型インフルを機に中国で浸透…

売上10倍店も?個性派マスク流行

2012.09.16 SUN


通販サイト「淘宝」の3Dクマモデルのマスク ※この画像はスクリーンショットです
先日、中国旅行帰りの知人から「中国でやたら派手なマスクが流行っていた」との情報をキャッチ。実際、中国最大のオンライン通販サイト「淘宝」で“口罩(マスク)”と検索すると、表示されるほとんどが絵柄つきのマスクだ。ハート形の飾りがついたもの、頭蓋骨のような口をプリントしたものなど、奇抜なデザインが目立つ。

一昨年、中国では新型インフルエンザが猛威をふるい、マスクの売り上げが激増。その際、若者の間で「个性口罩(个性=個性、口罩=マスク)」と呼ばれるデザインマスクがブームになったという。淘宝の売り上げ上位を見てみると、チェック柄、水玉柄、キャラクター系のデザインなどが特に人気を集めているようだ。さらに、クマの鼻と耳がついたものなど、いわば「キワモノ系3Dモデル」とでもいうべき、一風変ったデザインまであり、中国のマスク事情はかなりユニークな方向に進化を遂げている模様。

だが、こうしたデザインマスク、じつは中国だけでなく、日本でも販売されている。さすがに3Dクマモデルは見当たらないものの、おしゃれマスク通販専門店「デザインマスク・コレクション」は“くじゃくのように色とりどりなデザインマスク”「ピコマスク」を展開。スーツスタイルでも違和感のない黒やチェック柄の「クール系」、水玉やピンク色の「かわいい系」、ワイルドなヒョウ柄、ゼブラ柄など多彩なラインナップだ。

また、和雑貨や伝統工芸品の開発・販売を行う「京都くろちく」では和柄のガーゼマスクを販売。蝶やのばら、うさぎをあしらった上品で華やかなデザインが女性の心をとらえ、発売から4年で売り上げは約10倍も伸びたという。

「従来の白いマスクはいかにも『病気』や『不健康』といったイメージを抱かせますが、デザインマスクなら服装に合わせてコーディネートできるなど、ファッションアイテムのひとつとしてお楽しみいただけます。それに、ピコマスクは洗濯して何度でも使えるので経済的なんですよ」(デザインマスク・コレクション広報部)

確かにこんなマスクなら毎日つけてみたくなるかも。これから迎えるインフルエンザのシーズン。デザインマスクでお洒落に乗り切ってみては?
(榎並紀行)

※この記事は2011年10月に取材・掲載した記事です

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