IT時代のブルーライト注意報

第3回 目が良くても必要なメガネとは?

2012.09.06 THU

IT時代のブルーライト注意報


パッケージタイプ 度なしレンズとフレームがセットになった、かんたん気軽に使えるパソコンメガネ「JINS PC」パッケージタイプ。自然な見え方にこだわって開発した高性能なレンズが、ブルーライトを約50%カットしてくれる。ラインナップは選べる3タイプ全28色(キッズ用を除く)。3990円~ ※パッケージタイプにクリアレンズはありません。

社長の悩みから生まれた!? JINSのパソコンメガネ誕生秘話



パソコンメガネとは、PCなどのディスプレイ機器を操作する時、液晶モニターが発する光「ブルーライト」から目を保護することを目的とした専用メガネのこと。メガネチェーンのJINSは、去年9月にパソコンメガネ「JINS PC」を発売以来、今年8月までに約50万本を売り上げ、「選ばれているパソコンメガネNO.1(※1)」に輝いたパソコンメガネのパイオニア的存在だ。

開発の経緯について聞いてみると…。
「JINS PCは、弊社社長自身の目の悩みがきっかけで生まれたんです」と同社広報部の中島英摩さん。
なんでもJINSの田中社長は、4~5年前からPC作業時の目の疲労に悩んでいた。たまたま眼科学の専門家にその話をした時「ブルーライトの影響では」と指摘され、初めてその存在を知ったのだという。

ブルーライトとは、目に見える光の中で最も強いエネルギーを持つ、波長380~495nmの青色光のこと。もともと自然界にも存在する光の領域だが、目の奥で散乱しやすいため、長く見ているとピントを合わせようとして目に負担がかかる。急速に普及したLED液晶画面から特に多く発しており、デバイスが増え、接触時間も長くなったことで、IT作業時の疲れ目を加速させる大きな要因のひとつになっているとか。

「目から入る光が原因なら、メガネでカットできないかと考え、開発をスタートさせたのが2010年。眼科専門医と実験検証を重ね(※2)、商品化に至るまで1年半かかりました。一定の波長の光をカットすること自体は、それほど難しくありません。ただ、ブルーライトは可視光線ですから、単純に青色光だけをカットしすぎると色の見え方が不自然になってしまう。そのバランスの調整には試行錯誤しました」

そして完成したのが、ブルーライトカット率約50%(※3)の度なしレンズと、JINSで人気の高いフレームをセットにした「JINS PCパッケージタイプ」。青の反対色である薄いブラウンのレンズでブルーライトを効果的に吸収しつつ、特殊技術「光マネジメントシステム」で自然な見え方をキープした自信作だ。

でも、この“度なし”のJINS PC。いくら効果が高くても、今までメガネをかけてこなかった人にとっては、ハードルが高いといえそう…。

「そうなんです。だから開発にあたっては“非”メガネユーザーへの配慮に工夫をこらしました。色と形だけで選べ、その場で気軽に購入できるよう、パッケージ販売したのも工夫のひとつ。普通のメガネを購入する時って、申込書を書いたり視力を測ったりと、結構面倒でしょう。非ユーザーなら戸惑うのは当たり前ですから。また、メガネをかけ慣れていない人に受け入れてもらえるよう、軽くて疲れにくい、弊社独自の軽量メガネ「エア・フレーム」を採用し、かけ心地にこだわりました。3種類のフレームのうち、スクエアとウェリントンは、テンプルエンド部分に可動するメタル芯が入っているので、顔に沿わない場合は、自分で曲げて調整できます」

価格が3990円からとリーズナブルなのも、「買いやすい価格を検討した結果」だそう。確かに、これなら雑貨感覚で手を出しやすい。今年7月には、日本初のメガネの自動販売機でJINS PCパッケージタイプを販売するなど、買いやすさの追求を徹底している。

今まで顧客ではなかった非メガネユーザーをターゲットにすえ、プロダクツから販売戦略までそこからブレなかったこと。それによりJINS PCは新たな市場を切り拓くことに成功し、現在にいたる大ヒットを生み出した。

もちろん、その背景にはパソコンやスマホの爆発的な普及で、目の疲れを抱く人が増えてきたこともあるだろう。
レンズタイプ (左:クリアレンズ、右:ライトブラウンレンズ) カット率の高いブラウンレンズや、かける場所を選ばないクリアレンズ、度の有無、フレームの種類など、ニーズに応じて選択が可能なレンズタイプ。個性的にキメるもよし、普通のメガネとして使うもよし、好きなフレームと組み合わせて、自分だけのオリジナルパソコン用メガネを手に入れよう。フレーム表示価格+3990円
さらに同社は今年、度付きも可能にした「レンズタイプ」を発売。待望のクリアレンズも登場した。
「クリアレンズは、ブラウンレンズと違って、青色光を吸収するのではなくレンズ表面で反射させてカットする仕組み。それだけに、従来はミラーサングラスのようにギラギラしてしまうものが多かったんです。JINS PCでは、反射を極力抑え透明に近づけつつ、カット率30%を実現することに成功しました」
こうなると本当に、普通のメガネとして使うことができるというわけ。

カット率だけでいえば、約50%(※3)を誇るパッケージタイプが一番だが、普段から近視矯正メガネを使っている人や、好きなフレームで自分だけのオリジナルパソコンメガネを作りたい人には、レンズタイプがオススメ。仕事柄、色つきレンズは使いにくいという人も、クリアレンズなら職場で使いやすいだろう。

ちなみにこのパソコンメガネ、眼科専門医による実験で、目の疲労軽減効果が実証されているうえ(※2)、睡眠の質の低下を軽減させる効果も報告されている。デスクワークの多いビジネスパーソンなら、チェックしておいて損はなさそうだ。



※1【 選ばれているパソコンメガネNo.1】実査委託先:楽天リサーチ(2012年6月13日)/パソコン用メガネに関する5000人アンケート調査/認知度、購入経験(一年以内)の二項目による。
※2:度なしパッケージタイプに関する記述です。
※3:英国基準BS2724:1987に基づく数値。 大ヒット中のパソコンメガネ「JINS PC」は、
実は、目のいい同社社長の目の悩みから誕生したアイテム。
それだけに、目の疲労軽減をサポートするレンズ性能はもちろんのこと、
普段メガネをかけない人に向けた、細やかな配慮ぶりがスバラシイ。
新登場のクリアレンズは、一見普通のメガネにしか見えないけれど、
最先端技術が凝縮した、今もっとも熱いパソコンメガネのひとつ。
IT機器を使いこなす現代人なら、今すぐチェック、そしてゲットを!


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