意外に簡単に作れる!

「自作フォント」の作り方って

2012.11.13 TUE


試しに面白フォントを作ってみた。こんな文字も、ワードなどの文書編集ソフトで打ち込むことができる。遊びがいもありそうだ
最近、手書きの文字に接する機会が減っていません? ペンを使うのはスケジュールのメモと走り書きくらいで、仕事の資料はもちろん、はがきのあて名もパソコンで出力。明朝体やゴシック体の文字が悪いわけではないけれど、なんだか無機質。パーティなどの案内状くらいは、手書きは無理でも、せめて違うフォントを使ってみようかな…と思ったり。

そんななか、ネットを検索してみると、フリーウェアの「手書きフォント」がいくつも手に入る。可愛らしい丸文字の「みかちゃんフォント」などは、コンビニのお菓子のパッケージに使われたこともあるそう。パソコンで打った文字なのに、人の温かみを感じるのが新鮮だ。

これって、僕らでも作れるの? フォント関連のソフトウェアを配布する、武蔵システムの安沢勝昭さんに話を聞いてみた。

「ワードなどのソフトをある程度使えるくらいの知識や経験があれば、フォントを自作することは可能です。『ペイント』などのドローソフトのように、画面上で一文字ずつ書き、文字として登録していく方法や、実際にペンで書いた文字をスキャンして取り込む方法もあるんですよ」

というわけで、武蔵システムのフリーソフト「手書きフォントメーカー」と、フォントをワードなどのソフトで使うためのシェアウェア「TTEdit」(30日間試用可能)を使って、さっそくフォントの作成を開始。

一文字ずつ枠のなかに書いていき、そのつど保存。マウスで書いてみたところ、作業自体は面倒くさくなく、1時間足らずでひらがな50音を登録することができた。ワードで打ち込んでみると、タイピングで自分の文字が出てくるのが面白い。当然ながら文字のサイズ変更や着色などが自在にできるので、年賀状などの季節の挨拶や、お店のポップなど、いろんな場面で重宝しそうだ。

ちなみに、自作のフォントをグループで共有して使ってもいいんですか?

「少なくとも、弊社ソフトの場合は問題ありません。ライセンスフリーなので、有償無償問わず、自由に配布していただけます」

手書きフォントは、温かみのある手書き文字と、デジタルフォントの“いいとこどり”。みなさんも試しに作ってみては?
(小山喜崇/blueprint)

※この記事は2011年04月に取材・掲載した記事です

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