紙焼き写真、ビデオテープ、カセットテープ…

アナデジ変換グッズ最前線

2012.08.31 FRI


2012年3月に生産が終了したパナソニックのVHS一体型BDレコーダー「DMR-BR670V」。根強い需要があるのか、現在中古で10万円、新品で30万円の値が付くなど高騰中
写真や音楽、動画…今や思い出やコンテンツのほとんどがパソコンやAV機器に格納されています。また最近では、書籍や資料、新聞・雑誌の切り抜き、名刺などのアナログ情報も、ドキュメントスキャナでデジタルデータへ変換する動きが広がっていますよね。

一方、意外と放置されているのが、紙焼き写真や現像済フィルム、VHSビデオテープに音楽用カセットテープ、レコードなどのアナログメディア。一応デジタル記録されていますが、MDなんてものもありました。デジカメ導入以前の写真や、アナログ放送時代の録画番組、学生時代にせっせと編集したオムニバステープなども、パソコンやスマホで楽しみたいもの。

そうしたニーズが高まっているのか、近年アナログメディアからデジタルデータへと変換するグッズがひそかに人気を集めています。

DVD普及期に中高年から高い支持を集めたのが、VHSからデジタルディスクを作成できる、VHS一体型DVD(BD)レコーダー。ただ、その需要も一巡したのか2012年春に生産が終了し、現在は在庫や中古を手に入れるしかない状況です。

もっとも、自分で撮影したものであれば町のDPE屋さんやハンコ屋さんなどで、VHSからDVD/BDメディアにダビングしてくれるサービスを行っているのでご安心を。くわえてDPE屋さんでは、昔撮影したネガ/ポジフィルム、紙焼き写真もJPEG画像へと変換しDVDで納品してくれます。

あくまで自分でやりたいという方は、フィルムスキャナがおすすめ。35mmのネガ/ポジフィルムをJPEGへと変換し、SD/SDHCカードやUSB接続したパソコンに保存できるモデルが5000円から1万円台で購入可能です。

紙、動画、写真…とくれば、残すは音。サンコーレアモノショップのUSSW222Aは、パソコンと接続することで、アナログレコードとカセットテープをMP3に変換するプレイヤー(7980円)。カセット単体の機種(2980円)も高い人気です。

問題はMDです。ぜひMP3/WMA化したいところですが、同じように見えるMDでも複数の規格が混在しているため、MDプレイヤーからアナログ出力をしたものをMP3化する必要があるなど、準備も手間もかかってしまいます。

今後、問題となってくるのは、MDや古いケータイ、コピーガード化されたデジタルコンテンツなど、転送や変換の手段が用意されていないデジタルデータなのかもしれません。
(熊山准)

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