個人保有データは10年前の500倍にも!?

みんなの「デジタルデータ量」白書

2012.09.06 THU


ちなみに、世界的な動向に比べると、日本ではクラウドでデータ管理をする層が少ない傾向にあるよう。パソコンや外付けハードディスク、スマートフォンなどで、デジタルデータをモノのように所有していたいと考えるのが特徴だとか
写真や動画、音楽データ、電子書籍…。私たちのパソコンには、10年前では考えられないほどのデジタルデータが詰まっている。いったい、個人が保有しているデジタルデータの量は、この10年でどれぐらい増えたのだろう? 

1995年からデータ復旧業を行っている、日本データ復旧サービスセンターの加藤勝久さんに聞いてみると、「人によっては、10年前と比べて保有データ量が500倍以上になっている人もいると思いますよ」という答えが!

「パソコンの性能が上がり続けていること、安価に大容量のハードディスクを手に入れられるようになったこと、そしてインターネットの通信速度が上がったことから、個人が保有するデジタルデータの量はかなり増えています。個人から依頼されて復旧するデータ量だけを比べても、10年前はほぼ20GB以内に収まっていたものが、今は500GB~1TBにまで増加しているのが一般的ですね」

たとえば、「写真がたくさんあるんですよ」という人が持っている枚数は、10年前が100~200枚だったのに対し、今では2万枚以上なんてことも。しかも、デジタルカメラの機能が上がり、1枚あたりの画素数も大きくなっているわけで…。

これが極端なケースだとしても、個人の保有データ量は20GBから500GBの25倍になっているということだ。さらに、R25世代のデジタルデータ事情には、ここ1~2年で大きな変化が起きているそう。

「特に20~30代男性ビジネスマンに関しては、デジタルデータを保存する場所がパソコンからスマートフォンに置き換わってきています。いつも手元にある端末で写真や動画、音声を簡単に保存でき、なおかつ音楽も聴けるため、一人ひとりが常に平均で4~5GBのデジタルデータを持ち歩いていることになるんですよ」

32GBという大容量のスマートフォンも存在する現在。動画コンテンツなどの流通が拡大すれば、さらに個人が持つデータ量は増えていくはずだ。将来、「お前のスマホ、まだ1TBなの?」「うん、3TBのスマホに機種変したいよ…」なんて会話が交わされる日も来たりして!?
(有馬ゆえ)

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