iOS6の新機能に企業は熱視線!

Passbookの使い途って?

2012.11.15 THU


無印良品はクッキーを先着1000名にプレゼントするクーポンを発行し、店頭集客を図った。また、ホットペッパーグルメのクーポンはPassbookに保存し、すぐに表示することができる
発売から3日で500万台を売り上げるなど、世界中で大人気のiPhone5。そんなiPhone5をはじめとするiOS6対応機種の新機能として「Passbook」なる機能が追加された。テザリングなど他の新機能に比べて、あまり注目されていない印象もあるが、一体どんな機能なのか?

「Passbookは簡単にいえばクーポンやショップカードなどをデジタル化し、一元管理できるアプリ。米国ではクーポン、ショップカード以外にも、メジャーリーグやコンサート、映画のチケットをはじめ、航空会社の搭乗券などに導入されています。オンラインでの活動が店舗などでの購買に影響を及ぼすO2O(Online to Offline)の決め手として、かなり注目されていますね」とは、WEBコンサルティング・タキビ企画事務所の赤澤仁士氏。

日本でもiPhone5発売直後に、木村屋總本店が特製あんパン、無印良品がクッキー、GAPやアディダスの店舗がオリジナルグッズを先着でもらえるクーポンを配布し、一定の成果をみせたという。ほかにも、ホットペッパーグルメやぐるなびのクーポン、ANAの国内線搭乗券など、導入企業はますます増えつつある。

またPassbookは、“通知”されるのも大きな特徴だ。取得したクーポンを発行している店の近くに行くと、端末に通知が届くほか、ショップカードを持っていればセール情報が通知される。デジタル搭乗券なら運航状況や出発時刻に変更があった際にも通知してくれるので実に便利。ユーザー・企業、両者にメリットがあるわけだ。

「技術的には電子マネー決済への活用も可能。オープンな規格なので、今後もますます広がっていくでしょう」(同)

まだまだ発展途上ながら、かなりの可能性を感じることができるPassbook。遠からず、クーポンやポイントカードで財布がパンパン…という悩みを解決してくれそうだ。
(岡 徳之/tadashiku, Inc.)


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