思わず欲しくなるグッズ!

目の前に映像が浮かぶメガネ

2013.02.08 FRI


OSにAndroidを採用しておりアプリのインストールも可能だが、Android Marketには対応していない。内蔵バッテリーで連続6時間の映像再生が可能。エプソンでは歩きながらの利用は推奨していない
SF映画やアニメの中に出てくる想像上のアイテムが、技術の進歩によって現実化することがある。最近流行のAR(拡張現実)やXbox 360のKinectなんかは、その最たるものだし、考えてみればパソコンやケータイだってそうだ。

エプソンのヘッドマウントディスプレイ「モベリオ」も、そんなデバイスのひとつ。見た目はちょっとゴツいサングラスだが、掛けてみるとレンズ越しの風景の中に、液晶パネルの映像が浮かび上がって見えるというもの。その様子は、まるで『ドラゴンボール』のスカウターを連想させる「未来の道具」的な感じがするアイテムだ。

モベリオは、頭に掛けるサングラス型のヘッドセットと、タッチパッドやカーソルキーが付いたコントローラ部分からなる。レンズ自体は透明なプラスチック製にもかかわらず、そこに映像が見えるのは、レンズの内部に仕掛けがある。普通のサングラスよりも厚みがあるレンズには、ハーフミラーが仕込まれており、ツル部分に内蔵された液晶パネルの映像をハーフミラーで反射することで、装着している本人にだけ映像が見えるという仕組み。

コントローラにはmicroSDスロットがあるので、パソコンやスマートフォンなどから、microSD経由で画像や映像を移動する。画像や動画の再生だけでなく、Wi-Fi接続によるインターネットも利用できるので、ブラウザでウェブページを見たり、YouTubeの映像をストリーミングで見たりといったこともできる。

ただし、残念ながらカメラは内蔵していないので、AR(拡張現実)のように現実の風景に対して情報を表示することはできない。また、画面の解像度が960×540ドットで、外部映像の入力端子も搭載していないので、ホームシアターのようにじっくりと高画質を楽しむという用途には向いていない。

というと実験的な感じがする製品だが、実際にエプソンの広報も「新しいコンセプトの製品なので、みんなにおもしろがってもらいながら、いろんな使い方を模索してもらえれば」と語っている。存分に活用するにはちょっとハードルの高いアイテムだけど、スカウターにピンときた人なら、試してみる価値はある。
(青山祐輔)

※この記事は2012年2月に取材・掲載した記事です

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