次々に進化するスペックにあわせ…

PCの起動時間この数年で激短化

2013.02.24 SUN


使い続けていくうちにどんどん起動時間が遅くなってしまうのは、写真や音楽などの各種データの増加が原因。不要なものは削除したり、CD-Rに焼くなどして空き容量を増やしましょう
朝出社して、「さーて、仕事するぞ!」とパソコンの電源をオンしても、起動までに時間がかかってイライライライラ。さっきまであったはずのやる気が失せる、なんてこともしばしばあるもの。“やる気マイナス”の根源である起動時間。パソコンのスペックは年々進化しているのに、起動時間ってあまり進化していないのだろうか?

「そんなことはありませんよ。過去のモデルと厳密に比べることはできませんが、速くなっている機種も多くあります。昨年発売されたモデルは、仕様によって違いはあるものの、速い機種では13秒くらいで起動します」

と話してくれたのはソニーVAIO&Mobile事業本部の露木順司さん。13秒まで短縮されているなんてスゴイ! でもこれって、どこのメーカーでもいえることなのか? ということで、さらに取材を続けると……。

「起動時間を公式な数字として公表してはおりませんが、従来モデルと比べて50%高速になったというデータもあります」(NECパーソナルコンピュータ広報・鈴木正義さん)

「最新のモデルは、約5年前に発売されたモデルと比較すると、起動時間が75~85%短縮されました」(富士通株式会社広報IR室)

どのメーカーも、速くなっていることは間違いないよう。とはいえ、起動時間はハードウエアの高性能化や機能の高速化だけでなく、使っているOSにも大きく影響されるもの。なので、OSが進化すればメーカーに関係なく起動時間は速くなるということらしい。

ちなみに最近では、「タブレットPC」が電源オンから起動までが速く、すぐ使えるというイメージがあるかもしれない。だが、このタイプは常に“スリープ”の状態となっており、正確にはシャットダウンして起動という動作を行っていないそうだ。

最近のデスクトップやノートタイプも、タブレットと同様スリープ状態の待機電力が小さく、システムも不安定になりにくくなっているらしい。これからはスリープ状態をうまく利用すると、パソコンに関するイライラが最小限に抑えられるのかもしれない。
(河島まりあ/GRINGO&Co.)

※この記事は2012年2月に取材・掲載した記事です

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