夏は痩せにくいは本当?

基礎代謝量、夏と冬の違いは?

2013.06.23 SUN


夏場の運動は大量に汗をかいて脱水症状などの危険があるから、水分補給を怠りなく。伊達さんによれば、一度にガブ飲みするのではなく、小まめに給水すると、体を冷やさなくていいとか
夏は、薄着になったり水着になったり…お腹まわりはもちろん体のラインも気になってくるシーズン。暑くなってきたし、汗をかいて痩せるぞ! と意気込む人もいるかもしれない。しかし、こんな話を聞いたことはないだろうか。「一年で夏が一番痩せにくい」という説。

「人間は恒温動物なので、体温を一定に保つためにエネルギーを消費します。そのため、基礎代謝量が一番高まるのは、気温の低い冬ということになります。夏はその逆で、一年を通じて最も気温が高く、体温を保つためのエネルギー消費が少なくなるので、その分基礎代謝量は低くなるといえます」(食を通じたダイエットに詳しい伊達友美さん)

諸説あるが、夏は冬よりも10%ほど基礎代謝量が下がる、という報告もあるようだ。暖かい分、体が燃焼をおこなわずに済むということか。でも、汗についてはどうだろうか。夏は暑くて汗をかくから痩せやすい気もするのだが…。

「汗をかくこと自体は、痩せるためにほとんど効果がありません」

なんと! あっさり否定されてびっくり。人が1日でかく汗の量は、激しい運動などをせず暮らしても0.5~1.2リットル程度(個人差あり)。夏の暑い日には、1日2リットル以上の汗をかくことがあるが、体重減は一時的で、水分補給すれば元に戻ってしまうという。

これじゃあ夏に痩せることは、あきらめるしかなさそう…と思いきや、伊達さんによれば、代謝をサポートする夏向けの食事の摂り方があるという。

「冷たい飲み物をできるだけ摂らないこと。体の芯を冷やしてしまうと、基礎代謝量が下がってしまいすぐには戻りません。そして、基礎代謝量を上げるため、筋肉作りに欠かせない栄養素、タンパク質を積極的に摂りましょう。夏は、サラッと食べられるそうめんなどの炭水化物中心の食事が多くなりがちですが、外食なら海鮮丼やお刺身定食をチョイスしたり、コンビニなら茹で玉子や魚肉ソーセージをメニューに加えるなど、工夫してみてください」

なるほど! 食べものと飲み物に気を配って痩せやすい体作りをすれば、季節に左右されずスリムになれそうですね。
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

※この記事は2012年6月に取材・掲載した記事です

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