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FB初代CEO 10億円の挙式

2013.06.05 WED

米カリフォルニア・コースタル・コミッションは3日、フェイスブック初代社長で、ナップスターなどの設立に関わった大富豪ショーン・パーカー氏から、250万ドルの寄付と、IT、マーケティングなどから環境保全に協力するとの契約を交わしたと発表した。パーカー氏は「BigSur(ビッグサー)」と呼ばれる名所で総費用1000万ドルという超豪華な挙式を行うにあたって、同地の環境保全に貢献したいとの思いから、コミッションと同意した。

■200万ドル以上の高級住宅ばかり

ビッグ・サーとは、サンフランシスコから南に約200メートルのところに北端があり、米国の海岸線にセリ立つ山脈として最も標高が高く、その美しい景観から、数多くの芸術家たちに愛された場所である。人口は約1000人程度とほとんどいないものの、住宅価格は、そのほとんどが200万ドル以上という高級住宅街となっている。その自然の景観に魅かれる人がいるという場所でもある。

挙式の場所に選ぶ人は珍しいが、パーカー氏は、「地球上でもっとも神秘的な場所である、ここで挙式したいとずっと思っていた」として、婚約者の歌手アレキサンドラ・レナスさんとの挙式にこの場所を選んだ。

ショーン・パーカー氏は昨年、フェイスブックの新規株式上場によって28億ドルの資産を得たとされる。現在は会社を追われてはいるが、いまだに西海岸では影響力のある30代の起業家である。

そして、そのパーカー氏が計画した今回の挙式の総予算は1000万ドルという豪華なものだった。

■環境破壊につながるのは本意ではない

挙式のプランは、これまでわかっている範囲では、森林の中に特設のダンスフロアを建設し、また、衣装も映画「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」でアカデミー衣裳デザイン賞を受賞したナイラ・ディクソン氏が手掛けた、花嫁衣装が使われるなど、豪華そのもの。

また、同映画作品に模したセットも設営されるなどかなり凝ったものになる様子だ。ただ、一部には批判的な意見もあり、今後はビッグ・サーで同様の挙式を行う人が出てきたり環境破壊につながりかねない、ともされてきた。

しかし、パーカー氏にとっては、それは本意ではなく、同コミッションと話し合いを持ち、今後の保全活動に協力することで合意に達した。

同コミッションのチャールズ・レスター委員長は「パーカー氏は、我々委員会の活動に協力の意を示してくれた」と述べた。

挙式費用1000万ドルの他にも、結果的には250万ドルの費用がかかることになったが、自分たちが挙式した場所が後々までもずっと良い状態で残るという意味でも、安くはない買い物になりそうだ。

記事提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)

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