自動車うんちく教習所

第4回 渋滞攻略に欠かせない情報とは?

2013.08.09 FRI

自動車うんちく教習所


突発的な事故や車線規制などは、画面上の表示だけでは情報が不十分。「スマートループ アイ」では、画像を見ながら走行ができる状態なのか、道がふさがっているのかまで判断ができる

渋滞距離÷25kmで目的地まで所要時間がわかる?



「最近は、高速道路の整備が進み、渋滞の距離や発生回数は以前に比べると減少傾向にあります。渋滞にはまったときの走行速度は平均すると時速25km程度で流れているので、渋滞距離÷25kmで大体の通過時間は読めますよ」

それでも、できるだけ渋滞からは早く抜けたいもの。やっぱり、渋滞になると、追い越し車線のほうが速く進むのですか?

「逆ですね。高速道路での渋滞は追い越し車線から始まるので、結果的に走行車線のほうが早く進みます。ただし、走行車線が速いといっても、20kmの渋滞を抜けるのに最大1分程度の差にしかならないんです。隣の車線が動いていても、あまり気にしない方がいいですよ。それよりも、サービスエリアでの渋滞やトイレ待ちのほうがよっぽど時間がかかります。目的地に早く着きたいなら、トイレは渋滞前に混雑しないパーキングエリアで済ますほうが効果的です」

「渋滞攻略は情報戦」と語る清水さん。ドライブ当日の渋滞予測から、事前に計画を立て、走行中も渋滞情報をこまめにチェックすることも重要だそうです。

「NEXCOの渋滞予測は正確で、時間帯ごとの渋滞状況まで告知しています。これを参考に渋滞する時間帯をずらすのが最も効果的ですね。以前は早い時間メインだった渋滞ですが、最近はだんだんと後ろにも倒れてきています。出発だったら、思い切り時間をずらして、渋滞が解消し始める午後に出発するのもいいでしょう。向かう先で渋滞が減っていくので、心理的に楽なんです。とはいえ、現地で遊ぶ時間が減ってしまうといったデメリットがありますが…。」

結局のところ、高速道路の場合は一度渋滞に捕まってしまうと、抜け出すのは難しい。かといって、高速を降りてしまうのは、よほど大きな事故渋滞でもない限りはオススメできないとのこと。でも、正確な渋滞情報や到着時刻を知ることで、心理的なストレスは大きく変わるのだとか。
カメラで撮影した目の前の風景にナビ情報を重ねて表示してくれる「ARスカウターモード」には、前方車両を検知して車間距離を表示してくれる機能が。適度な車間距離を教えてくれるので、渋滞緩和に一役かってくれそう。
確かに、何の情報もなく渋滞列に並ぶよりも、どこからどこまでが混んでいて、通過するのにどれくらいかかるのかがわかっていた方が、運転疲れはずいぶん違うはずです。そんな時に頼りになるのがカーナビですが、最新のナビのなかでも、“渋滞の今”を知るのに、ぴったりなのがカロッツェリアのサイバーナビ。

まず、渋滞情報に関して、VICS情報はすべての道路に対応していないのだけど、カロッツェリアはクラウド技術を用いて独自のネットワーク「スマートループ」を構築しており、全国を走るユーザーの走行データをリアルタイムに共有することによって、細街路をのぞく全国すべての道路の渋滞情報が把握できます。肝心なのは、渋滞を回避するためにどの道が空いているかどうか。そんな場合にスマートループの細かい道路情報網が役立つというわけです。

さらに驚かされるのが、「スマートループ アイ」という最新機能。高速道路のジャンクションやサービスエリア、交通量の多い交差点、人気施設の駐車場入り口など、渋滞が起こりがちな地点の様子を画像で確認できるんです。例えば、画面上の道路が渋滞を示す赤い表示になっていたとしても、実際に画像で見たら「○○方面行きの車線だけが混んでいる」といった具体的な情報を得ることが可能に。ほかにも、交通規制情報にも対応しており、「どの車線が工事なのか?」といったことが事前にわかることで、早めの準備が可能に。目で確認できると、心理的なストレスもずいぶん軽減されそう。

「彼(てき)を知り、己を知れば、百戦危うからず」という言葉のとおり、渋滞を攻略するためには、確かな情報ソースが大切。この夏、旅行やデートでのドライブを計画しているなら、サイバーナビはうってつけの軍師となってくれそうです。

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