「AR×ゲーム」=スマートトイ続々

“大人のARおもちゃ”最前線

2013.11.21 THU


Sphero(スフィロ)2.0 1万4800円/Orbotix ペットの遊び道具にしたり、数人でスピードを競ったり、遊び方はいろいろ。防水加工が施されているため、水の上で転がすこともできる。アプリではパーティーゲーム、シューティングゲームなどが用意されている
今AR技術やスマホを活用したおもちゃ「スマートトイ」が話題を集めている。一体、どんなものなのだろうか。

そもそもARとは「augmented reality(拡張現実)」の略で、目にしている“現実”にデジタル情報を重ねる技術のこと。AR情報が書き込まれていると、直接は見えないが、ARアプリを搭載したスマホをかざすことで情報を読み取れる。元々、医療や観光の分野で活用されてきたが、最近はおもちゃにもその波が押し寄せている。

たとえば、今年2月に発売された「ARパズル 1000ピース」は、完成後にiPhone・iPad用アプリで見るとバーチャルコンテンツが浮かび上がる仕組み。パズルを写した画面上に夜景が映し出されたり、観光名所の解説が読めたりする。一方、スマホアプリで注目は“未来の塗り絵”こと「colAR Mix」。塗り絵をしたキャラクターをカメラで写すと、フル3Dのアニメとなって画面上に飛び出してくる。また、ARトイの先駆けとして人気のラジコンヘリ「AR.Drone2.0」は、Wi-Fi接続で、スマホやタブレットによる操縦が可能に。HDカメラを搭載し、動画撮影もできる。

そして、9月に日本上陸し、その見た目で話題なのがアメリカ発のロボットボール「Sphero 2.0」。一見ただのボールだが専用のアプリでボールを転がしたりスピードを変えたりと自由自在にコントロールできる。真骨頂は25もの連動アプリ。今後も増え続ける予定で、Spheroがキャラクターに変身したり、宇宙船のコントローラーとなるARアプリも多数。

Spheroを開発したOrbotixのマーケティング担当ケリー・ザコスさんは、「スマホが普及したことで、ゲーム開発者にARという選択肢が生まれた。今後も『AR×ゲーム』は広がっていくだろう」と予測する。

久しくおもちゃに触ってない人も、こんな“大人のおもちゃ”なら、思わず手が伸びてしまうのでは?
(船山壮太/verb)


  • ARパズル 1000ピース 各1999円/日本トイザらス

    「パリ」「水中世界」「サファリ」「ワールドグローブ」「ノルウェイ ロフォーテン諸島」の5種類がそろう。「パリ」のARでは、まるでエッフェル塔から眺めているような夜景を見ることができる。iPhone・iPad(iOS5.1以降)対応
    ※価格は店頭通常価格となり、変更になる場合あり
    ※紹介商品は品切れの場合もあり
  • colAR Mix(アプリ) 無料/Puteko Ltd

    塗り絵は公式サイトからダウンロードし印刷できる。自分で着色したものが動き出す様は感動もの。絵柄は「鳥」や「ドラゴン」「飛行機」「くま」など10種類以上がそろっており、今後も随時追加されていく予定だ
  • AR.Drone2.0 3万2550円/Parrot

    加速度計、3軸のジャイロ、磁気センサ気圧計、各プロペラに装備された4つのモーターによって飛行の安定性を確保。操縦は手元のデバイスで行い、本体のカメラで映し出された映像を見ながら操作ができる

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