スマホの電波、地方も改善傾向

新幹線駅ネット高速化で帰省中も◎

2013.12.19 THU


下りは秋田新幹線の5駅15地点のauで26.32Mbps、上りは東北新幹線の22駅66地点でソフトバンクモバイルの10.92Mbpsが最速
長い人は9連休といわれる今年の冬休み、実家へ帰省する人も多いだろう。そんな時、久々の古里で思わぬギャップに驚くことがある。東京・大阪・名古屋では“当たり前”と思っていることが、地方では必ずしも当たり前ではなかったりするからだ。たとえばスマホの電波状況もそのひとつ。「実家に帰ったらLTEが使えなかった」…なんて話を聞くことがある。LTEの対応エリアは全国に急拡大していると聞くが、実態はどうなのか?

そこでICT総研が11月22日に発表した「新幹線97駅291地点におけるiPhone5s電波状況実測調査」を調べてみた。同調査は、新幹線各駅の改札・駅前広場・駅ホーム3地点でLTEの通信状況を調べたもの。それによると、LTE対応率はNTTドコモが99.0%、auが100.0%、ソフトバンクモバイルが92.4%と3社ともかなり高い水準にある。1年前の同調査では3社平均で58%だったことを考えると、確かにこの1年でLTEが急拡大しているようだ。

さらに同調査では、各社の通信速度の実測値も調べており、下り速度の平均値は、

○1位au(23.68Mbps)
○2位ソフトバンクモバイル(19.05Mbps)
○3位NTTドコモ(17.88Mbps)
の順。一方、上り速度の平均値は、
○1位ソフトバンクモバイル(9.75Mbps)
○2位au(8.78Mbps)
○3位NTTドコモ(4.69Mbps)

という順になっている。下り通信速度は、長野新幹線エリアを除けば、auがすべて1位。当然、実測値はその時々の状況で変わるため、今回の結果が“絶対”というわけではないが、意外とキャリア間で差が大きいことがわかる。

ともあれ、今回の年末年始は、帰省先で「LTEが繋がらないかも」という不安はだいぶ解消されている様子。気になる人は、同調査で一度最寄りの駅を調べてみるとよいかもしれない。
(山田 登)


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