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ウェアラブル端末「盗撮」への課題

2014.01.28 TUE

噂のネット事件簿


写真や動画の撮影、ビデオチャットなども可能なGoogle Glass ※この画像はサイトのスクリーンショットです
スマートフォンやタブレットの次に、ブームになるといわれている「ウェアラブル端末」。1月7~10日にかけて、アメリカ・ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」でも大きな注目を集め、今後本格的に市場を拡大するとみられている。グーグル社の「Google Glass」に代表されるメガネ型端末のほか、アップル社が手がける腕時計型の「iWatch」など、世界中のメーカーが開発を進めている。

そんななか、問題になりそうなのが「メガネ型」の端末だ。2013年10月、アメリカ・カリフォルニア州で、Google Glassをかけて運転していた女性が違反切符を切られるという出来事が発生。Google Glassのブログによると、その理由は、同州には「ドライバーの視界に入る位置で、テレビ等のモニターをオンにして運転する行為」を禁じる法律があるからだった。しかしGoogle Glassをかけていても、電源を入れない限り、モニタは映し出されず、閲覧することはできない。女性はGoogle Glassの着用によって違反切符を切られたことに異議を唱えて裁判を起こし、1月16日に“運転中、Google Glassが作動していたという確かな証拠がない”として、違反は取り消しとなったという。

また1月21日には同じくアメリカで、映画館でGoogle Glassを着用していた男性が取り調べを受ける事案も発生。Google Glass は映像の撮影もできるため、映画の盗撮を疑われてしまったのだ。

ニュースサイトBusiness Insiderによると、この男性は米国映画協会からの連絡を受けた国土安全保障省の取り調べを受けるなど、念入りな調査をされたものの、録画記録は見つからず、無罪放免になっている。しかし、確かにメガネ型の端末にカメラ機能が搭載されていると、周囲に気づかれることなく撮影が可能なため、「盗撮問題」は否応なく浮上する。

このことが日本で報じられると、ツイッター上には、

「絶対出ると思ったww」
「こういうトラブルは出てくるよなー」
「ウエアラブル端末にカメラはないほうがいいな。カメラあると盗撮爆増しそう」(原文ママ)
「ウェアラブルコンピューティングデバイスはその技術が進歩すればするほど、結果的に盗撮や盗聴といった行為が従来以上に簡単にできてしまう」

と、トラブル発生は十分予想できたこと、という声が多数投稿された。

上記はいずれもアメリカでの事例だが、1月6日には、ゲッコー・アンド・カンパニーが日本でGoogle Glassを輸入販売すると発表したことで、日本でも同様の事案が発生するのでは?とネット上でも大きな話題に。同社によると、1月20日から出荷を開始したというが、利用に際してまだまだ課題は多そうだ。

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