コンタクト、シャツ、靴下…生体情報観測用ウェアも登場!

「着用型ウェアラブル端末」続々

2014.02.20 THU


東レとNTTが生体情報観測用ウェア「hitoe」を合同発表。着るだけで心拍数や睡眠データを取得でき、スポーツや介護への応用が期待される 画像提供/東レ
デジタルグッズで、いま最も注目されているのが「ウェアラブル端末」。ユーザーが身に着けるタイプのガジェットを表す言葉で、腕時計型のものや、メガネ型端末「グーグル・グラス」(本年中の一般発売を予定)がその代表例だ。こうした“ガジェット型”のウェアラブル端末はすでに競争が過熱しているが、ここ最近、より未来的な“着用型”端末が世界中で次々と発表されている。

今年1月にグーグルが発表したのは、コンタクトレンズの中に超小型の無線チップとセンサーを内蔵した「スマート・コンタクトレンズ」。涙の成分を1秒ごとに測定してユーザーの血糖値を記録し、一定値を超えると警告するなど医療用途を想定している。

一方、“賢い衣服“というキャッチコピーで「スマートファブリック」なる “着る”ウェアラブル端末も登場。カナダのOMsignal社が開発した「スマートシャツ」は、内蔵したセンサーによって心拍数や呼吸数、カロリー消費量などを測定。心拍の変位からユーザーのストレス量も算出し、“深呼吸してください”などのアドバイスまでしてくれる。測定されたデータはスマホに送信され、家族同士で健康状態をチェックしあうこともできるという。

「スマホの技術進化が停滞しつつあるなか、今後はウェアラブル端末がより重視され始めるでしょう。グーグル・グラスは大規模な普及が見込まれますし、スマートファブリックはすでに多くの実用例が登場しています。普及のポイントになるのは、機能性だけでなく、いかにファッション性をもたせられるか。この点に日本企業の出番がありそうですね」とは、シリコンバレーの最先端技術をレポートするベンチャークレフの宮本和明さん。

今年に入り、東レとNTTが生体情報観測用ウェア「hitoe」の開発・実用化を発表するなど、日本でも普及は進みそうな予感だ。まるでSFのように、画面が網膜に直接表示される日も、そう遠くはない?
(呉 琢磨)


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