メガバンク10年定期の2倍以上のケースも

高金利!「地銀ネット支店」活用法

2014.03.27 THU


香川銀行セルフうどん支店のトップページ。店舗や窓口を持たず、ネットや電話を使用して“セルフ”で取り引きすることで利息に上乗せしている
景気回復の機運が高まる一方で、銀行の預金金利は一向に上がる気配がない。消費増税を控え、なるべく資産を増やしておきたいところだが、少しでもお得な預け先はないものか? All About「預金・貯金」ガイドの坂本綾子さんに聞いた。

「ここ2年ほど、高金利の定期預金で注目されているのが地方銀行のインターネット支店です。なかでも『香川銀行 セルフうどん支店』『愛媛銀行 四国八十八カ所支店』『トマト銀行 ももたろう支店』はお得度の高い“御三家”として人気。いずれも100万円を上限に、年0.4%(※2014年2月時点)という特別金利の定期預金を扱っています」

こうした特別金利のネット定期に100万円を1年預けると、税金などを差し引いた手取りの利息は3188円。各口座に100万円ずつ振り分ければ、年1万円近くの利息を得られることになる。なお、いずれも満期1年の限定商品で、自動継続した場合は金利0.3~0.35%程度の定期預金に引き継がれる。

「それでもメガバンクの10年定期などと比べ2倍以上の高金利。また、1年満期時に自動継続せず、一度解約して預け直すことも可能です。その時点で0.4%の金利が継続されていれば、預け直しによって引き続き高金利の恩恵を受けることができます」

ただし、口座を開く際にはこんな注意点も。

「口座開設を申し込む前に必ず、利用可能なATMと手数料を確認しましょう。いくら高金利でも、満期で預金を引き出す際に自宅近くにATMがないと、交通費や手数料でせっかくの利息が目減りします。また、頻繁に出し入れする生活費は給料が振り込まれる銀行口座にある程度残しておくのも鉄則。当面手をつけなくてもいいお金を地銀のネット支店に預けるといいでしょう」

チリのような利息が、数年後には数万円になることもある。預け先次第で、積もる山の高さは変わるのだ。
(榎並紀行/やじろべえ)


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