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アマゾン国会図書館蔵書を製本販売

2014.04.25 FRI

噂のネット事件簿


Amazon.co.jpで注文販売されている国会図書館の蔵書の「プリント・オン・デマンド」版。原本の傷やよごれも含めて画像データ化されており、それらも印刷するという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
通販サイトAmazon.co.jpは、国会図書館の蔵書データを製本し、注文販売するサービスを開始した。

販売するのは、国会図書館の蔵書のうち、「近代デジタルライブラリー」として国会図書館のサイトで、画像データが無料公開されている作品。画像データをもとに個別注文に応じて製本する「プリント・オン・デマンド」というサービスを利用して販売する。

現在販売されているのは、新渡戸稲造の『武士道』、『古事記 国宝真福寺本 上』、『古今相撲大要』など20点。価格はページ数などに応じて異なり、もっとも安いのは『白木手拭集』(46ページ)の1129円、もっとも高いのは『三陸沖強震及津浪報告. 昭和8年3月3日』(452ページ)の4177円となっている。

ネット上ではすでに公開されているものだが、それらを製本して販売するという試みを歓迎するネットユーザーも多く、ツイッターでは、

「国会図書館の蔵書をAmazonでプリントオンデマンドとか世の中面白いことになってるじゃないですか」
「おー、これはなかなか面白そう!電子化から一歩進みましたね」

といった意見が寄せられている。しかし、一方では

「印刷はプリンター持ってたら自宅でもできるけど製本は嬉しい、のかなあ。それよりデジタルライブラリーが注目されて電子化のために手数料払ってくれる人が増えるといいよね」
「著作権が切れて電子化されてタダで読めるものをどうしてamazonでしかもオンデマンド出力で買わねばならないのか」

と、そもそもネットで閲覧できるものを、わざわざ製本して購入する必要があるのかという意見もあった。

今回販売を開始した20点の実売数は不明だが、カスタマレビューの投稿は、販売開始から約3日で『古事記 国宝真福寺本 上』に寄せられた2つのみ。すでに著作権保護期間が終わっている古い作品ということもあるが、大きな需要があるわけではないようだ。

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