簡易版でも映像体験のクオリティは遜色なし!

千円で体験可!VRゴーグルの魅力

2015.01.26 MON

仕事からムフフまで VRで変わる僕の日常


iPhone6Plus対応の「ハコスコ+」を片手に藤井直敬氏。基本的に2D表示だが、同社では3D表示もできる「Google Cardboard」やプラスチックモデルの「ハコスコDX」も販売している
近ごろ、新しい映像媒体として期待されているバーチャルリアリティゴーグル(以下VRゴーグル)。これはヘッドマウントディスプレイに内蔵された方位・加速度センサーにより、頭の向きに応じて360度のパノラマコンテンツを楽しむことができるというもの。動画やゲームといったジャンルで、非常に没入感の高い映像体験ができると話題を呼んでいます。

VRゴーグルには、Facebookが買収した「オキュラスリフト」や、ソニーがPS4の周辺機器として発表した「モーフィアス(仮)」、ゲーム周辺機器メーカーRazerによる『OSVR』などがあります。しかしいずれも開発段階で、一般の人が体験できる機会は限定的。

そこで一足先にVRゴーグルが体験できるとして注目を集めているのが「簡易VRゴーグル」です。それはいったいどんなものか、株式会社ハコスコの藤井直敬氏にうかがいました。

「簡易VRゴーグルは、スマホの各種センサーやディスプレイを利用することで、簡単にパノラマコンテンツによるVR体験が楽しめるデバイスです。弊社の『ハコスコ』の場合、段ボールでできているので、1台1000円からと非常に安価なのも特徴ですから、VRゴーグルがどんなものか試しに体験したい人にはぴったりですね」

簡易VRゴーグルにはそのほか、「スマホDEヴァーチャル3Dゴーグル」(サンコー)、「DiVR」(DiVR)などがありますが、ほぼ段ボール製かプラスチック製で、手持ちのスマホを挿し込んで利用するのが共通点です。

「しかし“簡易”と言っても、映像体験の質としては本命と言われる『オキュラスリフト』と遜色ありません。むしろ、映像を出力するためのパソコンや接続用のケーブルがいらないので、スマホを用いるVRゴーグルの方が軽快ですらありますよ」

なるほど、簡易VRゴーグルの“簡易”は、あくまでお手軽・安価・軽快という意味なんですね。では今後どんなコンテンツが充実していきそうでしょうか?

「既存の映画、アニメ、ドラマ、舞台、コンサートライブなどの映像コンテンツはすべて移行できると思いますが、制作現場ではまだ手探り状態です。それよりも私が期待しているのは、簡易VRゴーグルを手にしたユーザー自身が、新しいVRコンテンツを作り出すことですね。その発表の場や、制作物で収益を得るシステムもあわせて提供する予定です」

まだまだ始まったばかりのVRゴーグルの世界。ともあれ1000円から始められますからね。体験しない手はないといえるかもしれません。
(熊山 准)

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