スマホNEWS&TOPICS

話題のメールサービス「Inbox」活用法(3)

2015.01.31 SAT


メニューの「Reminders」から書き込んだタスクの一覧が確認できる。電話やSMSと紐づけることも可能だ
指定した日時にメールを再表示させる「Snooze(スヌーズ)」や、ジャンルごとに効率よく仕分ける「Bundle(バンドル)」機能などにより、メールの処理が快適に行えるGoogleの新サービス「Inbox by Gmail(以下Inbox)」。これまで、Inboxを使うための招待状リクエスト手順や、Snoozeの使い方などを紹介してきた。最終回となる今回は、その他の主要機能やInboxの効果的な活用法について紹介しよう。

Gmailの発展形となるInbox。その最大の特徴は、メールを「処理すべきタスク」として扱うコンセプトにある。前回紹介したSnoozeも、機能の目的は処理すべきメールの“優先順位を明確にすること”にあるといってよい。そうしたInboxのコンセプトが、さらに強く発揮されているのが「Reminder(リマインダ)」機能だ。

Reminderは名前のとおり、自分あてのタスク(To Do)を書き留めるための機能。メール作成と同様に、画面右下の新規作成ボタンをタップしタスクを書き込む。Snoozeの設定もでき、指定した時刻になるか、指定した場所に着いたときにタスクを受信トレイに表示させることが可能だ。さらにSnoozeしたタスクは、Googleのパーソナルアシスタントサービス「Google Now」上で確認できるのも便利。逆にGoogle Nowで書き留めたタスクはInbox上でも確認できるので、自分のタスクをInboxに集約できるわけだ。

特にユニークなのが、このReminderを受信したメールに付けられる点。「Pin」機能(※)を適用したメール、またはSnoozeしたメールには、Reminder欄が設けられる。ここにPinまたはSnooze設定をした理由や、返信の際に伝えるべきポイントなどを書いておけば、時間が経っても要件を忘れずに返信できる。

※処理が終わるまで受信トレイにメールを残しておく機能

このように、メールを軸とする自分のタスク全般の管理をしてくれるのがInboxの大きな特徴だ。これまでの記事でも言及したが、Inboxを最大限に活用するためには、受信トレイ上に並ぶメールの件数(=優先して処理すべきタスク)を減らすことを考えながら、SnoozeやPin、Reminderといった機能を組み合わせていくことが重要になる。

ただし、ここで注意しておきたいのが、Inboxの各機能に共通する「優先順位の低いタスクは、いったん受信トレイから消去される」という点。直近の細かなタスクで頭を煩わせないためには効果的だが、その一方、中長期のスパンを要するタスクの管理には向いていないともいえる。中長期のタスクを含めた管理には、やはりGoogleカレンダーやGoogleタスクといった他のサービスを併用したほうがよいだろう。

また、メール機能に関しても、現時点ではテスト版扱いのサービスであるため、単体で活用をするのは厳しい面もある。たとえば現在(2015年1月26日時点)では、添付書類の保存手順がやや面倒なほか、端末やOSの種類によって正しく動作しない機能もあるようだ。Googleも、GmailとInboxを別種のサービスと位置付けており、目的に応じて2つのサービスを併用することを勧めている。

とはいえ、そうした課題点を考慮しても、Inboxが仕事を快適化する魅力的なサービスであることは確か。上記で挙げた課題点も、テストが進むことで改善されていくだろう。なんといっても、現代のビジネスパーソンにとって大きな悩みとなる、メールの処理に関するストレスが軽減されるのはうれしいはず。仕事の効率アップに興味がある人は、ぜひInboxを試してみてほしい。

(石井敏郎)

記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト