スマホNEWS&TOPICS

ネットで入門!プロレス再ブーム

2015.02.03 TUE


サービス開始後2ヵ月弱で会員数2万人超えを達成した新日本プロレスの動画配信サービス「NJPW WORLD」。海外の会員も急増しているという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
「プ女子」なるキーワードが話題になるなど、“男が熱狂するエンタテインメント”という枠組みとは違う形でのブームを迎えているプロレス。チケット入手が困難な団体も出るほどの盛り上がりをみせているが、地上波での試合中継が頻繁には行われていないため、ブームの状況やプロレスの面白さに触れるのはやや難しいように思うだろう。

しかし現在のプロレスは、むしろ以前よりも遥かに気軽に楽しむことができる。その入り口となってくれるのがインターネットだ。そもそも、再ブーム自体もネットの力によるところが大きいといえる。

たとえば、ブームの中心となっている業界最大手の新日本プロレスは、地上波中継を維持する一方で、早い段階からネット配信の可能性に注目していた。YouTubeやUstreamでの試合配信を行ってきたが、2014年末に過去の試合や主要大会の生中継などが月額999円で見放題となる専用の配信サービス「NJPW WORLD」をスタート。2015年1月末には、早くも2万人を超える会員数を獲得し、世界的にも注目を集めている。

国内最大級の動画配信サービス「niconico」が提供する「ニコニコプロレスチャンネル」(月額540円)も、ブームのすそ野を広げている。新日本プロレスを含むメジャー団体はもちろん、観客数十人程度の超インディー系まで、幅広い団体の試合映像や大会中継を配信。団体解散(現在再始動準備中?)後もたびたびネットメディアで取り上げられる「美少年プロレス」をはじめ、とてつもなく多様化が進むプロレスの現在をまとめてチェックできる点が大きな魅力だ。ニコニコ動画ならではのコメント機能もあり、イマドキのプロレスファンのノリをつかめるのも面白い。

こうした動画配信やSNSにより、試合前の記者会見や選手の日常など、かつては舞台裏だった部分がオープン化されているのも、ネット時代プロレスの大きな特徴になっている。対戦者同士の“舌戦”など、試合に至る“ストーリー”をみせることで観戦への意欲を高めることが主な狙いだが、最近ではむしろ、ネットとリアルを融合させた新しいプロレスの形が生まれているのが興味深いところ。複数のチームが対戦相手や試合会場をツイッター上でリアルタイム募集しながら目的地までの旅を繰り広げる様子を映画化した『劇場版プロレスキャノンボール』は、まさにネット時代ならではのプロレスといえるだろう。

ほかにもGoPro(小型カメラ)を体に装着した状態で試合を行い、人気ユーチューバーとしても知られるシバター選手など、自由な発想でネットを活用する団体や選手が続々と登場している現在のプロレス界。もちろん生観戦をするに越したことはないが、特にこれまでプロレスに触れたことがなかった人や女性には、斬新なエンタテインメントとして、ネットでのプロレス・ウォッチを楽しんでもらえるのではないだろうか。

(ドン・イシイ)

記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト