未来は受付嬢もアンドロイドへ

「ロボット警備員」米国で稼働開始

2015.02.12 THU


開発中のクロック・ドローンの機体。完成版は近未来的なフォルムの外装を取り付ける予定 撮影/林 和也
未来を描く漫画やSF作品につきもののロボット。様々な場面で登場するが、印象的なのは店舗や街角で人間の代わりに仕事をするロボットたちだろう。「夢物語」と思いがちだが、実はすでに人の代わりにサービスを提供してくれるロボットは開発されているのだ。生活を豊かにするサービスロボットを7つご紹介しよう。

○米国で稼働開始! 犯罪者も判別できるロボット警備員
K5[Knightscope]

高さ約152cm、重量約135kgという、周囲を圧倒する存在感を放つ自律型警備ロボット。時速約8kmの速さで、人や車などの障害物を避けながら、決められた範囲内を1日中動き回る。1分間に300台のナンバープレートをチェックして盗難車を割り出すほか、通行人の顔を認識し、ブラックリストに載った犯罪者の顔データと照合し、通報することも可能だとか。現在、米シリコンバレーを中心に一般的な警備員の給料よりも低い時給で貸し出し中。


○高い所の商品を手元にお届け! ドローン店員が買物サポート
クロックス・ドローン[猿人×BIRDMAN]

カメラを搭載し“空撮カメラマン”としてすでに活躍しているドローンだが、こちらは3月5~8日に東京ミッドタウンで開催されるクロックスのイベント「空中ストア」で運用される“ドローン店員”。備え付けのタブレットに希望の靴を打ち込むと、高所に展示された靴を客の手元まで持ってきてくれる。自ら商品を取り、運び、客にわたすという動作を行うために、電磁石を利用したアームを開発、約600gの荷物を運搬できるという。


○狭い・暗い・危険な場所はおまかせ。狭小空間点検ロボ
moogle[大和ハウス工業]

作業員に代わって、住宅の床下や、配管などの人が入りにくい空間、橋梁などの高所を点検するクローラタイプのロボット。埃や粉塵を気にすることなく、遠隔操作で操縦でき、PCのモニターでリアルタイムに確認が可能。


○オフィスを自在に動き回る! 自走式テレビ会議ロボット
Ava500[iRobot]

iPadをインターフェースにし、社内の会議室や会いたい人をタップすると自動で移動、相手とのコミュニケーションを可能にしてくれる自走式ロボット。アメリカ、カナダなどではすでに利用されているが、日本での発売は未定。


○視線に思わずドギマギ…未来の受付嬢はアンドロイド?
アンドロイド・アルスマキナ1号機ASUNA[A-Lab]

人間そっくりの外見を再現したアンドロイド。空圧アクチュエーターを使い、目の瞬きや首をひねるといった動作が可能で、目の前に立つと視線が合う感覚を得ることが可能。声は、現段階では遠隔の操作者が担当している。東京デザイナーズウィークのMCを務めるなど活躍中。身長155cm、体重43kg、血液型は圧縮O型。


○ホテルや病院で活躍! ロボポーターがルームサービス!?
SaviOne[savioke]

Googleの出資を受けた米ベンチャー企業が開発した配達ロボット。カリフォルニアのホテルで試験運用されており、宿泊客に配達物を届けるルームサービスを行っている。今後は、病院やレストランなどでも活躍が期待される。


○高齢化社会の助っ人登場。介護ロボが歩行を支援
自立支援型起立歩行アシストロボット[パナソニック エコソリューションズ社]

被介助者のベッドからの起立と歩行を支援する介護ロボット。起立や着座、静止など、人の複雑な動作・状態を検知し、足りない力をモータでアシスト。高齢者の自立的動作を支援する。2016年発売予定。

政府は、東京五輪が開催される2020年に、医療やサービス業、農業などの課題を解決するロボットを競わせる「ロボットオリンピック」を開く予定だという。5年後には、他にどんなロボットたちが登場するのだろうか?
(verb+『R25』編集部)

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