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「Windows 10」登場でスマホがPCに?

2015.02.26 THU


Windows 10を搭載したスマホはどんなものになるのだろうか? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
次世代OSとして注目されている「Windows 10」。マイクロソフトは2015年内での発売を予告しており、IT好きのユーザーから多くの注目を集めている。新OSはパソコンだけでなく、スマホ向けにも提供されるということ。最新OSが導入されたスマホでは、一体何ができるようになるのだろうか? Windows Phoneに詳しいITジャーナリストの山口健太氏に話を聞いた。

「Windows 10の導入による最も大きな出来事は、タブレット向けと同じOfficeソフトを使えることです。これまでのWindows Phoneで使えるOfficeは、機能を大きく制限されていました。しかし、Windows 10ではインターフェイスがスマホ向けにカスタムされることはあっても、機能的にはタブレットと同じことができるようになります。先日iPhoneやAndroid向けにマイクロソフトからOfficeアプリが提供されましたが、内容的にはこれをブラッシュアップした形になるのではないでしょうか」

では、スマホでフルスペックに近いOfficeを利用できるとなると、今までとは何が変わるのだろうか?

「パソコンで作った書類が、ほとんど同じ状態で表示できるようになるので、外出先でのファイルの表示がスムーズになるでしょう。プロジェクターでプレゼンする状況などでは、ポータブルPCの持ち運びは不要になり、スマホだけを持って行けば大丈夫な状況になるかもしれません」

また、マイクロソフトではWindows 10の開発にあたり、新たに“ユニバーサルアプリ”の採用を強く打ち出しているという。これは、パソコンとスマホの両方で動くアプリのことで、上述のOfficeもそのひとつだ。

「ユニバーサルアプリとして利用できるのは、Windows 8でストアアプリと呼ばれているもので、これが将来はスマホで動くようになります。例えばスマホゲームのセーブデータを共有することで、その続きがパソコンで遊べるようになったり、音楽や動画などもスマホの続きを家で再生したりすることができるようになるなど、色々な使い方が考えられます」

しかし、スマホとパソコンではそのスペックに大きな差がある。パソコンと同じアプリが、きちんとスマホで動くのだろうか?

「ユニバーサルアプリといっても、スマホ向けには画面レイアウトやボタンサイズを調整する必要があります。このときに例えばエフェクトを簡略化するなど、開発者が工夫をすることで、スマホへの負荷を抑えられ、操作感は変わらないものになるでしょう」

ほかにも、音声認識での操作ができる「コルタナ」機能や、タッチ操作を改良したインターフェイスなどが加わり、Windows 10はスマホで使いやすいOSになるという。

では、Windows 10搭載のスマホは、日本ではいつ使えるようになるのだろうか。

「PC向けWindows 10のリリースは今年中と見込まれており、Windows 10搭載スマホも年内発売が期待されます。これまでのWindows Phoneでは、マイクロソフトを中心とする海外メーカーの端末が中心でした。しかし先日、日本国内でもマウスコンピューターがWindows Phoneデバイスの開発を表明しています。大手キャリアから発売される可能性はまだ見えないものの、SIMフリーや格安スマホとしてMVNOが展開する可能性が出てきました」

Windows 10は現在開発中のため、完成図はまだ見えていない。これから、どのような改良が加えられ、新たな機能が登場するのか、引き続き注目していきたい。

(丸田鉄平/HEW)

記事提供/『R25スマホ情報局』

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