スマホNEWS&TOPICS

スマホ水没時の応急処置法は?

2015.05.30 SAT


水没時の対策は、電気を通さないのが重要だ。「私自身、生乾きで電源を入れてしまい、一瞬画面が表示されたものの、その後真っ暗に…という経験があります(苦笑)」(江崎さん) 画像提供/PIXTA(ピクスタ)
6月に入り、いよいよ梅雨のシーズン。それが終われば、レジャーが盛りだくさんの夏も間近だ。そんな時期に気にしたいのが、スマホの水のトラブル。「私のスマホは防水だから大丈夫!」と安心してはダメ。防水端末でも、水没してしまう事例があるのだという。それってどうして!?

「防水性能には、等級があるんです。それにより、その端末がどの程度まで水に耐えられるかが異なります」

こう話すのは、PCやスマートフォンなどの販売を行う「ドスパラ」の店舗事業部次長・江崎康広さん。

どの防水端末もメーカーの注意書きを見ると、「防水性能IPX5/8に対応」などの内容が記されている。例えば、IPX5はある一定条件の噴流を当てても、IPX8は常温の水道水の水深1.5mに沈めて約30分間後に取り出しても通信機能を有するということを表す。

「ここでポイントなのが、 “常温の水道水”という点です。つまり防水といっても、お風呂のように温かいお湯や、塩素が入っているプールや海の場合は防水性能が保証できないのです」

ほかにも、外部接続端子やカバー類が閉まっていないと、差込口から水が浸入するのでアウト。防水機能付きといえども、過信は禁物なのだ。では、スマホが水没した際にできる応急処置はあるのだろうか?

「スマホが水没して壊れる理由の多くは、通電によるショートです。そのため、水没させてしまったら、真っ先にバッテリーを外しましょう。次に、microSDやSIMなど、付属品をすべて抜きます。端末が壊れてしまっても、データだけは救出できる可能性があるからです。そして、ジップロックなどにシリカゲルと一緒にスマホを入れておきましょう」

シリカゲルとは、菓子などに同封されている乾燥剤。密閉容器にスマホと一緒に入れることで、スマホ内部の水気を除去してくれるというわけだ。ゴミとして捨ててしまうが、いざという時のために保管しておくといいだろう。もしくは、市販の除湿剤も代用可。ちなみに、よくドライヤーで乾かす方法を聞くが、これはどうなのだろう?

「ドライヤーは、表面は乾きますが、中まで乾かすことができませんし、場合によっては熱で基盤が壊れてしまうこともありますのでオススメできません。布でふき取るのも内部の水気は取れないので効果的ではありませんね。また、端末を振って水を出そうとするのも、濡れていない部分まで濡らしてしまうのでやめましょう」

もし、海やプール、フェスなど、アウトドアイベントに参加するなら、あらかじめ水没対策グッズを入手しておくのもオススメだ。「スマホ・携帯・デジタル機器用 乾燥剤パック」や「リバイバフォン・リペアキット」といった応急処置用グッズがある。「リバイバフォン・リペアキット」は、水没してしまったスマホを特殊な液体につけることで、基盤についたミネラルを除去。故障から防いでくれるというアイテムだ。

万が一に備え、応急処置は覚えておいて損はなし! データだけでも復元できるよう、こまめにバックアップを取っておくと、より安心といえそうだ。

(南澤悠佳/ノオト)

<関連リンク>

▼ドスパラ

http://www.dospara.co.jp/

▼スマホ・携帯・デジタル機器用 乾燥剤パック DN-11552

http://www.donya.jp/item/26627.html

記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト