スマホ事件簿

「ながら運転」iPhoneで撲滅可能?

2015.07.17 FRI


車内にiPhoneを置いていると、ラジオの音声にSiriが反応して… ※この画像はサイトのスクリーンショットです
iPhoneをいじりながら自動車を運転する“ながらスマホ”を減らす画期的な方法が登場し、ネットユーザーから感心の声があがっている。

“ながらスマホ”を減らすアイデアは、トヨタがスウェーデンで展開しているCMで提示されたものだ。そのCMでは、“ながらスマホ”の運転で事故が起こる危険性を訴え、どうやってやめさせるべきかを問題提起するナレーションが流れる。その後、1つの答えとしてトヨタが提案するのが、以下のような対応だ。

iPhoneの充電をしながらラジオを聴いている車内が舞台。運転手がラジオをつけると、ラジオからは“ながらスマホ”の運転の危険性を訴えるメッセージとともに、「Hey,Siri」と呼びかける声が。それに対して、「What can I help you with(どういうご用件ですか?)」と車内のiPhoneの音声案内アプリ「Siri」が応答。以下、

ラジオの声「Please turn airplane mode on(機内モードをオンにしてくれ)」

Siri「I will stop working if you turn airplane mode on. Are you sure?(機内モードにすると、動作が止まりますがよろしいですか?)」

ラジオの声「Yes. It can be very dangerous to drive while the phone is on(うん。運転中に電話の電源がオンになっているとスゴく危ないからね)」

というやりとりの後、iPhoneは「機内モード」になり、電話やメールなどの通信機能がシャットダウンする。iPhoneに内蔵された「Siri」を上手に利用したというわけだ。

かつて交通違反といえば、スピードオーバーや一時停止違反、シートベルトの締め忘れなどが“王道”だったが、2004年に導入された「携帯電話使用等違反」が急激に増加。内閣府が発表した平成25年度のデータでは、「最高速度違反」の取り締まり件数が約205万件なのに対し、「携帯電話使用等違反」は約116万件に上っている。

それゆえこのCMがYouTubeで公開されると、ツイッターには、

「確かに面白いアイディアだ」

「日本ではiPhoneユーザが多いので日本でも実施すべきですね」

「ラジオ局、全てがこれやってくれないかな?(笑)」

「なるほど、この遠隔操作には文句が言えませんね」

と、感心する声が続出。一部からは、

「普通に考えて運転中以外の人は困らないのかな?」

「これを日本でやると、解除に集中して事故るバカが増えるだろうな」

など、異論も寄せられてはいるが、先述の取り締まり件数の数字を見る限り、悪質なドライバーは街中に溢れているとみられるだけに、日本でもやってみる価値は十分にありそうだ。

(金子則男)

【関連リンク】

■Toyota - A Sirious safety message-YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=NqZBVTMrgFA

■平成25年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況-内閣府

http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h26kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s2_5.html

■ツイッターの反応

https://twitter.com/search?q=http%3A%2F%2Fwww.gizmodo.jp%2F2015%2F07%2Fsiri_18.html&vertical=default&f=tweets

記事提供/『R25スマホ情報局』

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